【インタビュー】正田倫顕×小野正嗣(芥川賞作家)──『ゴッホの宇宙』をめぐって
2025/11/17
本学准教授の正田倫顕先生が芥川賞作家の小野正嗣氏からインタビューを受けました。『週刊読書人』11月14日号に「人類的な視座からゴッホに迫る」という一面記事が掲載されております。
話題の著書『ゴッホの宇宙』(教文館)について、正田倫顕先生が小野正嗣氏の質問に答えながら、語っています。正田先生のゴッホとの出会いやフィールドワークの様子、研究手法について詳しく知ることができます。聞き手の小野氏は長年、NHK「日曜美術館」の司会を担当されていましたので、美術ファンにもおなじみでしょう。
必読のインタビュー記事です!是非、お読み下さい!
『週刊読書人』11月14日号(部分)
★正田倫顕(しょうだ・ともあき)=ゴッホ研究者・尚絅学院大学准教授・美術思想。著書に『ゴッホと〈聖なるもの〉』『ゴッホの宇宙』など。1977年生。
★小野正嗣(おの・まさつぐ)=作家・早稲田大学教授・仏文学・比較文学。著書に『九年前の祈り』『あわいに開かれて』など。1970年生。
『週刊読書人』11月14日号の目次
正田倫顕『ゴッホの宇宙』
ゴッホが描き出した芸術世界の真実とは?
観る者の魂を揺さぶる強烈なエネルギー――。ゴッホを独特の絵画表現へと駆り立てたものは一体何だったのか? 牧師の夢に破れキリスト教に複雑な感情を抱いていたゴッホを宗教的人間として捉え、作品と手紙の手堅い分析からその絵に示された世界観を解き明かす。画家ゴッホの深層に迫る、ダイナミックで犀利な思索! カラー図版を多数収録(口絵48頁)。
A5判・上製・本文232頁+口絵48頁。
教文館、定価3,080円。
正田倫顕先生『ゴッホの宇宙』