尚絅学院大学

人文社会学類 在学生と卒業生に聞く

学群・学類制で学ぶ先輩たちのリアル

自分のなかに静かに眠る、まだ小さな「未来のカケラ」。

学生たちは、SHOKEIの学びを通して、その存在に気がついていきます。リアルな学びについて聞いてみました。


在学生

佐藤 里茉さん
人文社会学類(山形県 鶴岡中央高校出身)

多角的な視点を養成
周囲からの影響で成長実感

人文社会学類の幅広い学びはとても刺激的です。元々関心があった国際文化領域以外の分野も積極的に学ぶことで、物事に対する多角的な視点を身につけることができました。また、周囲には様々な領域に興味を持つ学生が多く、たくさんの影響を受け、視野の広がりや成長を実感しています。幅広い分野を学びながら、学年が上がるごとに自分の興味を惹く領域を発見し、追究できることは、本学の大きな魅力だと思います。在学中に英語圏への留学を実現し、さらにステップアップして、自信をもって社会へ羽ばたくことが目標です。


在学生

針生 健太郎さん
人文社会学類(宮城県 仙台西高校出身)

実際に体験することで
深まった環境への興味

キャンパス周辺には豊かな自然が広がっており、生息する動植物の成長を見届けることができます。実際に自然に触れ、体験することによる関心の深まりは学びにも影響し、多様なカリキュラムのなかでも特に自然環境に関連する科目に力を入れるようになりました。また課外活動や体験学習などアクティブラーニングが充実していることも人文社会学類の大きな魅力だと思います。まだ卒業後の具体的な目標は定まっていませんが、地域に貢献できる職業に就きたいです。


在学生

高橋 心さん
人文社会学類(宮城県 古川高校出身)

尚絅で得た知見を活かし
人や地域をつなぐ架け橋として

地域での実践的な活動を通して多彩な学びを深められることに魅力を感じ、入学しました。講義や実習を受けるなかで気がついたことは、地域には様々な側面があることです。経済や観光、デザイン、コミュニティなど、地域をより良くするにはどんな手段を使い、どんなアプローチをするのが効果的なのか、幅広い角度から考えられるようになったことは大きな学びでした。卒業研究では、地域で得た知見を活かし、年齢を問わずに使用できる「天然由来のネイルポリッシュ」づくりに取り組んでいます。卒業後は人や地域をつなぐ架け橋になりたいと考えています。


在学生

佐藤 海斗さん
人文社会学類(宮城県 塩釜高校出身)

育んできた地域への思い
幅広い知識を今後の糧に

入学時の目標は警察官になること。法律関係の知識を身につけ、柔軟な思考や幅広い教養も養えるよう、法律から経済、地域再生、環境、メディアまで様々な分野が学べる人文社会学類を選びました。多彩なカリキュラムのなかでも特に意欲を持って受講している法学や民法、行政法、消費者法などの講義では、今後社会に出て生きていく上で必要となる知識を身につけることができました。学修を通し多くの気づきを得るなかで、現在は公務員志望から一般企業への就職にシフト。地元企業での仕事を通して、生まれ育った仙台の発展に貢献していきたいです。


在学生

太田 美岬さん
人文社会学類(宮城県 石巻西高校出身)

多様な学びを通して
自分の新たな一面を発見

言語インテンシブコースや映像制作の授業、大学と企業が連携したゆりが丘プロジェクトへの参加など、分野に縛られない学びに取り組んでいます。人前での発表やビジネスコンテストへの参加、グループワークなどの経験を通じて、「人と関わることが好き」「一つの分野にとらわれず、様々なことをやってみたい」という自分の新たな一面を見つけることができました。私が目指す将来像は、誰かの「困った」を「良かった」に変えることのできるITエンジニア。基礎知識を身につけるため、ITパスポートと基本情報技術者試験に向け勉強中です。

可能性の翼を広げて

それぞれの舞台で活躍する尚絅学院大学の卒業生。

以前にも増して多様性が重視される時代。生き方の可能性も大きく広がり続けています。

地域社会に貢献できる確かな力、夢をかなえる勇気を胸に飛び立った卒業生は、その個性を活かして活躍しています。


卒業生

小田島 凌さん
現代社会学科 2021年度卒業
(宮城県 聖和学園高校出身)

勉強にも、課外活動にも全力投球。
悔いのない4年間は私の財産です。

ゼミ活動の中で人口減少や都市部への人口流出といった諸課題に直面し、地域に密着した金融支援の必要性を強く感じたことが地方銀行を志望した理由です。在学中は勉学だけでなく、課外活動にも積極的に取り組んでいました。テニス部として初の東北リーグ昇格に貢献できたことは、最も印象に残る思い出の一つです。またモデル活動を通して学内外の様々な方と交流したことで、コミュニケーション能力を深めることもできました。本当に悔いのない4年間を過ごせました。

株式会社 北日本銀行 郡山支店 勤務
窓口営業グループを経て、現在は渉外・審査管理業務を担当。お客様はもちろん、周囲の行員からも信用・信頼される銀行員になることをいつも心がけている。

卒業生

渡邊 智哉さん
現代社会学科 2018年度卒業
(宮城県 角田高校出身)

地元の課題や魅力を再認識。
経験と知見を社会で活かしていきたい。

地元の行政職に就くという夢を常に意識しながら過ごした4年間でした。なかでも「専門演習」で行政や公共政策の知識を深めることができたのは自信になりました。「卒業研究」では地元の丸森町の地域活性をテーマとし、公共政策の観点から過去の事業実績や各種文献、ヒアリングによる調査なども行い課題や魅力を抽出。丸森町職員として働く上で、町について詳しく知ることができたのはとても幸運だったと思います。この時の経験と知見を、今まさに現場で活用しています。

丸森町役場 農林課 勤務
農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域活動を支援するため、助成金の交付事務などを担当。地域の将来像を農業の視点から考えている。

卒業生

佐藤 敦子さん
生活環境学科 2014年度卒業
(宮城県 尚絅学院高校出身)

入社のきっかけはサークル活動。
自信をもたらしてくれた充実の毎日。

環境活動サークルFROGSでの経験は、今も心に残る楽しい思い出です。エコキャンパス化の推進に向けて環境イベントに参加したり、ごみの分別・減量を呼びかけるなど、仲間と協力しながら多くの活動に取り組みました。この経験を通して環境への意識を高めたことが、リサイクル企業への入社につながりました。振り返れば大学は校内も学生も明るく、先生方も個性的で、毎日がとても充実していました。今でもたくさんの知識が仕事上で役立っています。

株式会社サイコー 勤務
リサイクル企業の総合管理部に所属。お客様の窓口として電話や来客対応、ドライバーが回収してきた産業廃棄物の確認・入力、計算書作成など様々な業務を担う。