これからの時代を生き抜く「実力」を身につける大学へ
尚絅学院大学学長 鈴木 道子
2011年の東日本大震災をはじめ、国内外で大きな災害が頻発しています。2020年からは、新型コロナ感染症が蔓延し、また、世界全体では戦乱が絶えません。デジタル社会の到来とともに、世界の国々、人々との距離が近くなっていることを実感します。
これからの時代、特に若い人々が人生100年時代を生き抜くには、どのような『実力』が必要でしょうか。もちろん、今すぐ役に立つ知識や技術を身につけることも大切です。と同時に、今あるこの世界と社会をより良い状態にして持続させていくという視点とそのための具体的な行動を知ること、そして、過去の歴史や先人の言葉や成果に学び、自らが成長していく糧とすることも大切です。
尚絅学院大学では、幅広い教養を身につけ、人間性を深めていくと共に、今の時代を生きる課題解決能力を身につけていく学びを進めています。国連が進めるSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいます。
世界の未来は皆さんにかかっています。
教職員一同、皆さんの熱い思いと挑戦をお待ちしています。
第4次中期計画〈概要版〉 Mission 19 Goodness 〜時代を生き抜く力〜
鈴木 道子プロフィール
- 1977年3月
- 北海道大学医学部卒業。
- 1990年4月
- 尚絅女学院短期大学助教授、以降、同教授、尚絅学院大学教授、同大学院教授、副学長を歴任(2013年3月まで)。
- 2013年4月
- 山形県立米沢女子短期大学副学長。
- 2014年4月
- 山形県公立大学法人理事長、山形県立米沢栄養大学及び同米沢女子短期大学学長(2020年3月まで)。
尚絅学院大学在職中に、東北福祉大学総合福祉学部(通信教育部)、東北大学大学院教育学研究科に学ぶ。
- 1985年9月
- 医学博士(東北大学)、2013年3月 博士(教育学)(東北大学)