尚絅学院大学

人文社会学類 お知らせ

【人文社会学類】卒業研究Ⅰ(廣瀬ゼミ)「料理写真の撮り方講座」に参加しました

2025/06/16

廣瀬ゼミでは、地域でのメディアの活用を実践的に学ぶために、大衡村での地域PR動画の制作に取り組んでいます。地域の中にある様々な地域資源の魅力を映像で伝えるためには、それが「魅力的に見える」ように写真や動画で撮れなければなりません。

  この点を学ぶために、廣瀬ゼミは6月12日に「料理写真の撮り方講座」に参加しました。この講座は、一昨年より健康栄養学類と人文社会学類廣瀬ゼミが合同で開催しています。本年度は、廣瀬ゼミの卒業生でカメラマンとして雑誌写真などで活躍されている熊谷祐治さんを講師にお迎えし、料理を撮影する際の基礎を教えていただきました。実際の料理を撮影しながら、料理のおいしさや魅力をどのように見せていくか、そのコツを実践的に学ぶことができました。

餃子定食をモデルに照明の当て方やカメラの高さや角度などを実演

餃子定食をモデルに照明の当て方やカメラの高さや角度などを実演

  講座では、料理の写真を撮るときには、料理の中でも主役の部分を決めること、主役に対して反逆光の光を当てること、できるだけ「柔らかい光」を当てるように注意すること、など、具体的な撮影方法を学びました。

半逆光に注意して学生が撮影しました。餃子の縁が光っています。

半逆光に注意して学生が撮影しました。餃子の縁が光っています。

  廣瀬ゼミがPR動画作成に取り組む大衡村には、せんべい「村じまん」や、ラーメンの有名店やカフェなど、食に関する地域資源がいくつもあります。これらを紹介する際に、より魅力的に動画で伝えられるよう、この講座では、ラーメン、せんべい、スイーツなどの撮影も練習しました。

講師に教わりながら、真俯瞰からのラーメンの撮影に挑戦。

講師に教わりながら、真俯瞰からのラーメンの撮影に挑戦。

  この講座では、「料理の撮り方」の基礎的な方法を学びましたが、最も重要なことは、こうした方法を踏まえながら、考えて写真や動画を撮影するということです。学生たちはこれから大衡村の魅力を探っていくことになりますが、その最も伝えたいところはどこなのか、それにはどのような撮影方法が適切なのか、そうしたことを考えながら映像を撮ることができるようになってもらいたいと思います。

せんべいを器や小物で魅力的に見せる方法も学びました。

せんべいを器や小物で魅力的に見せる方法も学びました。

 
 

カフェを意識して、反逆光と柔らかい光になるように撮りました。

カフェを意識して、反逆光と柔らかい光になるように撮りました。

関連リンク