【人文社会学類】稲澤ゼミ写真講座2025
2025/06/02
稲澤ゼミは、川崎町や山元町でのフィールドワークを行っています。
フィールドワークをする際に重要なことの一つに、「写真をどう撮るか」という課題があります。報告・発表などで自分が現地で見たことを誰かに伝える際には、言葉だけではなく、写真が効果的な情報になるからです。
写真を習う?
もちろん、最近の学生は普段からみなスマホで写真を撮り、SNSなどにUPすることも多いようですが、「なんとなく」とって、いることが多く、写真について真面目に考えて撮ることは少ないのが実情のようです。そのため、撮ってきた写真を報告に使おうとしても、「うまく伝わらない」ということが起きます。
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写真の仕組みを学ぶ
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教室で実践!
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ヤギを順光で撮ろう!
スマホで写真をどう撮るか
そこで、表現文化学科OBの熊谷先生を2回お招きし、写真講座を行いました。これまでは、表現文化学科時代に大学で購入した一眼レフカメラを主に使って、写真の撮り方講座をしてきたのですが、スマホの画質の向上と、授業や調査以外でもスマホを使うことを考えて、今年はスマホでの写真の撮り方を学ぶことにしました。
ただし、カメラや写真の「仕組み」は理解した方がいいので、初回講義では、絞りやシャッタスピードなどについてのお話を今年もしていただきました。また、スマホで撮る際にも必要なこととして、構図や順光逆光と写真の関係についての説明を受け、教室・中庭で実践しました。その上で、2回目の授業までに「三分割構図」「逆光」「順光」「柔らかい逆光」「好きなもの」「嫌いなもの」の写真を撮ってくるという課題をいただき、2回目の授業で課題への講評をいただきました。
今後に向けて
課題写真の撮影では、初回の学びを活かせたものもあれば、「?」という写真もありました。「好きなもの」「嫌いなもの」は学生の個性が出るので、側から見ていても楽しいです。その全てに対し、熊谷先生から温かいコメントをいただきました。学生同士もお互いに対する理解を深めるきっかけになったかもしれません。
学生たちは今回の学びを、今後の調査にも私生活にも活かしてもらえればと思います。
※今年もSDGsマルシェ出展準備中です。川崎町の例を紹介します。
熊谷先生より講評を受ける