【人文社会学類】キャンパス・タウンズミーティングのキックオフ(松田)
2025/05/09
5月8日(木)2限、「ファシリテーション論」の授業(担当:松田)で、「キャンパス・タウンズミーティング」と名づけた自治体職員と学生との対話集会を開きました。今回は7つの自治体(名取市、岩沼市、栗原市、川崎町、大衡村、福島県二本松市、秋田県)の職員の方々が参加くださいました。
学生の学びへの継続的支援体制
これは、今回1回だけのイベントではなく、学生グループが各自治体職員との直接対話を通して具体的な課題を設定して、その課題に継続的に取り組む学習です。今後、6月12日(中間検討会)、7月10日(最終発表会)と2回のタウンズミーティングを予定し、その間、各自治体職員の方々には、担当する学生グループにメールでの伴走型支援をしてもらいます。
グループワークの様子
学生にとっての実践的学びの場
地方自治体には、人口減少、若者流出など課題が山積しています。大学生にとっては、若者の立場で自治体職員とともに地域の課題に取り組むことを通して、インターンのような感じで自治体職員とともにリアルな現場の課題に気づくことになります。そして、グループで目標(発表)に向かってよりよい内容づくりを主体的に進めていく実践力をつける、自治体職員の働き方を学ぶ、多様な人々が集う場づくりのしかたを学ぶなど、様々な学びを深めていきます。
グループワークに取り組む秋田県グループ
自治体職員からみたメリット
一方、自治体職員の方々には、若者世代の思いや本音を直に聞き取ることができる場や、自治体職員どうしの情報交換の場になることを配慮しています。「キャンパス・タウンズミーティング」。東北自動車道仙台南ICから近く自動車でいらっしゃる自治体職員の方々が集まりやすいという本学の立地も生かした初めての試みですが、次年度もさらに改善を図って実施したいと考えています。