尚絅学院大学

人文社会学類 お知らせ

【人文社会学類】2025キャンパス・タウンズミーティング2回目中間検討会(ファシリテーション論)

2025/06/13

6月13日10時30分~12時、本学学生食堂の隣にある多目的ホールで、「キャンパス・タウンズミーティング」2回目を行いました。

ミーティングのコンセプト

今年度のミーティングには、名取市、岩沼市、川崎町、大衡村、栗原市、福島県二本松市、 秋田県、ジョブカフェふくしまの計7団体様が参加くださっています。

学生はこの「ファシリテーション論」の授業の中で、小グループに分かれてそれぞれ1団体を担当し、計12グループが、各自治体などの課題を職員の方々とともに設定して、若者の視点でその解決案を考え提案していくプロセスを体験的に学んでいます。6月13日の「キャンパス・タウンズミーティング」2回目は、学生が現在考えている案に対して、自治体参加担当者の方々と検討を深めてより具体的で明確な案にしていくための話し合いの時間として設けました。自治体職員の方々にとっては、その話し合いを通して、地元に定住してほしいと願う現代の若者世代の思いや考えや感性を直に汲み取る機会にもなるというねらいもあります。

自治体職員同士の学びの場にも

学生が教室に入る前の10時に、先に自治体担当者の皆様が集まり、情報交換の場を開きました。自治体職員の方々は国や県などのたくさんの研修会がありますが、自治体職員どうしのフラットな情報交換の場はほとんどないそうです。本学での今回の試みがそのような場の1つにもなればと思います。

授業開始前、自治体職員同士の意見交換

授業開始前、自治体職員同士の意見交換

相互の距離が近い関係での学び

今回のメインは各グループの中間検討会です。1回目のキックオフミーティングでの初対面の際には学生も緊張していましたが、その後、メールでのやりとりも通して関係づくりがはかられてきていましたので、今回は、笑いなども入りながら活発な話し合いが行われ、検討する内容が深まってきたようです。さっそく現地の自治体を自主的に訪問して動画をとってきたという学生グループもあります。

グループに分かれての中間検討会

グループに分かれての中間検討会

最終発表会に向けて

「キャンパス・タウンズミーティング」の3回目として開催する7月10日の最終発表会に向けて、今後の作業の中でどれくらい学生が各自治体に関心や愛着を深めていくのか、自治体職員にとっても興味があるのではと思います。

なお、本時には、仙台市内の高校生・大学生などの若者社会参画事業を担当している仙台市生涯学習支援センター、太白区中央市民センターの社会教育主事の方々も参観されました。

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