【国際交流】 留学生&SIPS企画 気仙沼バスツアーを実施しました
2025/07/08
6月29日(日)、SIPS&留学生バスツアーin気仙沼を実施しました。このバスツアーは、東日本大震災の遺構を訪れ、震災の教訓を学び、気仙沼の豊かな自然に触れながら留学生とSIPSメンバーの交流を深めることを目的として、実施しています。当日は好天に恵まれ、思い出深いバスツアーとなりました。
最初に訪れた「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」では、2011年3月11日の気仙沼市街の 記録映像を観たあと、被災した姿のまま遺されている気仙沼向洋高等学校旧校舎の見学をしました。 校舎3階に乗り上げた乗用車からは、津波の圧倒的な威力が伝わってきました。 震災の記憶と教訓を伝えていくことの大切さを学びました。
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館で見学の様子
昼食は、「道の駅大谷海岸」でとりました。 海鮮丼や焼魚定食、冷やし中華など充実したメニューの中からそれぞれ好きなものを注文。 目の前は青い海という最高のロケーションで、食後のソフトクリームを楽しむ参加者も多く、午後の旅程に備えて英気を養いました。
道の駅 大谷海岸で昼食
昼食後にまず向かったのは「氷の水族館」です。 受付で防寒コートを借りて、中に入るとそこはマイナス20度の世界です。 くっきりと透明な氷の中にはたくさんの魚の姿が。気仙沼のご当地キャラクター ホヤぼーやの氷の彫刻も。 室内は三陸の海をテーマにしたプロジェクションマッピングが上映され、幻想的な雰囲気でした。
マイナス20度の世界で記念写真
バスツアーの最後は気仙沼大島大橋を渡って大島へ。 橋の手前でいったんバスを降り、徒歩で橋を渡りました。360度パノラマの風景は圧巻でした。 橋の下を通るフェリーにみんなで手を振ったら、フェリーの乗客もこちらに気づいて手を振り返してくれて大盛り上がりでした。
大島へ渡った後はまたバスに乗り込み、大島の東側、小田ノ浜海水浴場へ。 波打ち際で貝やシーグラスを探したり、砂にイラストや文字を書いたり、楽しい時間を過ごしました。
気仙沼大島大橋を渡って大島へ
震災の教訓を学び、三陸の豊かな自然に触れながら留学生とSIPSメンバーが交流を深めたバスツアーとなりました。