尚絅学院大学

国際交流ニュース

【国際交流】留学報告会が行われました!

2023/01/25

現在開催中の国際交流フェア”特別企画”として、1月19日(木)留学報告会が行われ、アメリカと韓国から先月帰国した2名の学生から1年間の留学中の様子が語られました。
また、「留学体験談」として、現在本学で学んでいる交換留学生による発表もありました。


S.Y.さん
留学先 :韓国協定校 培材大学(留学期間:2022 年 3月~12 月)

<履修した授業>
留学生を対象とした授業と観光学科の授業を履修していました。
授業では韓国の社会、文化、文学のほか、 TOPIK 対策、翻訳の練習などに取り組みました。

<苦労したこと、楽しかったこと、努力したこと>
苦労したことは、文化の違う学生たちとの寮生活です。生活スタイルの違いや騒音に悩まされたこともありましたが、今となっては良い思い出です。
楽しかったことは旅行とコンサートに行ったことです。また日本人留学生や韓国人の友人と一緒に勉強したりご飯を食べたことも楽しい思い出です。
努力したことは韓国語能力の上達です。韓国に着いて 1 ヶ月くらいは韓国語を聞き取ることに必死で、授業がとても難しく感じました。毎日予習と復習をして聞き取りに慣れるように努力をしました。

<印象に残った出来事>
韓国人の学生に日本語を教えたことです。どのように説明をしたら理解してもらえるかを考えながら説明をするのはすごく難しかったのですが、韓国語の勉強にもなり理解してもらえた時は達成感を感じました。

<今後の目標>
TOPIK で最上級である 6 級を取得することです。また、言語の勉強が好きなので、英語や中国語の勉強も始めようと考えています。さらに留学や韓国での生活について知りたい方々の力になれるように、相談などの手助けを行っていきたいと考えています。


K.S.さん
留学先 :アメリカ協定校 オリンピックカレッジ(留学期間:2022 年 4月~12 月)

<学校生活について>
4月から6月までの春学期にインテンシブ・イングリッシュという、留学生のための英語の授業を受けました。その他にも、現地の学生と1対1で英会話を練習することができるカンバセーション・パートナー・プログラムも始まりました。
夏学期に入り、初めて現地の学生と一緒の授業に参加しましたが、ここで大きな壁にぶつかりました。この授業は学生がみんな、質問し合ったり、意見を交わし合ったりしており、私はその会話についていくことに必死でした。また、課題も多く、英語のエッセイは、今までに書いたことのないような質と量で苦戦しましたが、先生や友達の力を借りて、無事に受講することができました。

<休日の過ごし方>
友達と一緒にシアトルに行き、ショッピングや野球観戦を楽しみました。アメリカの祝日である、サンクスギビングとクリスマスにも参加することができました。サンクスギビングは収穫の恵みに感謝する日であり、七面鳥やパンプキンパイなどを食べてお祝いをしました。みんなで過ごす休日は日本のお正月のようで、とても楽しかったです。

<印象に残ったこと>
秋学期から日本人の友達と一緒に、現地の学生に日本語を教えました。もともと人に教えることが苦手で不安もありましたが、続けていくうちに、参加学生と一緒に楽しい時間を過ごすことができ、とてもいい経験になりました。
また、新しく来たハウスメイトとの出会いも大きな出来事でした。彼女はベトナムから来た留学生で、私も彼女も英語にアクセントの違いがあり、たまに分からなくなることもありましたが、それも個性で、それぞれの英語があって良いのだと改めて感じました。

<今後取り組みたいこと>
今回の留学経験を通して得た知識と英語力を生かせる職業に就き、日本と他国を繋げる仕事に就きたいと考えています。また、近い将来、ワーキングホリデーにも挑戦したいと考えているため、英語のスキルをより向上させて、さらなる目標に向かって頑張っていきたいと思います。



交換留学生S.R.さん
(留学期間:2022年 9月~2023年8月)

<出身地について>
私の出身は湖北省の十堰です。太極拳発祥の地で、中国武術の少林寺と同じように重要な一流です。

<在籍大学について>
浙江越秀外国語学院は1981年創立され41年の歴史があります。私が通っている教室のアジア言語学院はたくさんの言語を学ぶことができます。日本語、朝鮮語、アラビア語、インドネシア語、タイ語、トルコ語と前年開設したばかりのペルシア語、7つ言語専門があります。

<日本語の勉強をはじめたきっかけ>
私は高校2年生から独学で日本語を勉強し始めました。最初はただ大学入試の点数のために勉強していましたが、勉強すればするほど日本語が面白くなりました。漢字を使っているのに、中国語と異なる点がたくさんあって、似ている点もあります。なぜこのような違いがあるのでしょうか。このような疑問を持って私はますます日本語に興味を持ちました。

<日本に来て印象に残ったこと>
みんな優しくてくれることです。学校の中だけでなく、バイト先でも、知らない人でも優しくてくれます。日本語ですらすら表現できないときは、みんなが優しくて最後まで聞いてくれます。質問をすると、みんなが丁寧に説明してくれます。とても感動します。
残された留学期間中に、私はもっと日本語を練習して多くの人と交流し、スムーズに日本語が話せるようになりたいです。

<今後の目標>
中国に帰ったら教員になりたいので、日本と中国の教育制度の違いについて関連の授業を受けたり、たくさんの文献を読んで学びたいです。



報告会終了後は留学個別相談ブースを設け、発表した学生が個別対応にあたりました。
これから留学予定の学生や将来留学を検討している学生たちが参加し、留学前の事や留学中の事など質問は多岐にわたりました。
参加した学生は有意義な時間を過ごすことができました。



3名それぞれが今回の留学経験を活かし、今後の夢や目標に向かってさらに進めるよう応援してします!


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