【人文社会学類岡田ゼミ】気仙沼市でのフィールドワーク
2026/06/19
岡田ゼミでは2月27日、気仙沼市でのフィールドワークを実施しました。本ゼミには2~4年生各学年(当時)に気仙沼出身者がおり、その出身学生たちが中心となって企画を進めました。新ゼミ生となる2年生にとっては卒論発表会(2月5日)への参加に続く2回目のゼミ活動、4年生にとっては卒業前最後のゼミ活動であり、3学年が顔を合わせて一緒に行動する、唯一の機会となります。今回はゲストとして、やはり気仙沼出身である他ゼミの学生、加えて宮城県の震災復興について長年研究してきた、静岡大学の望月美希先生とそのゼミ生をお迎えし、大人数の交流となりました。望月先生には昨年のゼミにおいて、ご自身のフィールドである岩沼市と亘理町のご案内をいただいており、継続しての交流となりました。
写真1:語り部を行う2年生
まず「道の駅大谷海岸」へと立ち寄ったのち、ゼミ生のご実家であるお店を訪ね、当時の様子や復興への歩みについてお話を伺いました。その後「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」移動し、見学を行いました。ここは震災によって被災した、気仙沼向洋高等学校旧校舎を保存した震災遺構でもあります。気仙沼出身で、以前よりここで語り部活動を行ってきていたという2年生の新ゼミ生によるお話(語り部)を聞きながら、施設を回りました。分かりやすく、実感のこもった語りを通じて、被災の様子について深く理解することができました【写真1】。
写真2:4年生の案内を受けながら復興祈念公園を見学
「海の市 気仙沼」にてお昼ご飯として気仙沼名物の海鮮料理を食べたのち、「気仙沼市復興祈念公園」の見学を行いました【写真2】。公園のある地区を対象として卒論を書いた4年生の案内を受けながら、地域の復興に向けた歩みについて学びました。最後は気仙沼大島へと渡り、内湾の澄んだ静かな海を眺めました【写真3】。
写真3:静かで澄んだ内湾の海
短い時間ではありましたが、見学や交流を通じて、学生たちは多くの発見をしていたようです。静岡大学の学生さんにとっても良い機会となったみたいで良かったです。次はこちらが静岡に行く案が出るなど、今後の交流の深化にもつながりそうです。
このように岡田ゼミでは地域社会において、学年はもちろんのこと、ゼミや大学の垣根を越えた交流を行っています。立場の異なる様々な人と話をすることにより、視野が広がり、幅広い学びへとつながっています。ゼミ生自身も受け身で学ぶだけでなく、主体的に企画を行い、様々な形で活躍していただいています。それらの点について、またの機会にご報告させていただけたらと思います。