【人文社会学類】新学類長 就任の挨拶 張 涛
2023/06/16
2023年4月より人文社会学群・人文社会学類、学類長に就任いたしました張 涛です。
本学類は、「現代社会を読み解く力」、「多様性を理解し自己の見方を相対化する力」、「他者と協働し実践する力」、「地域・社会の課題解決の道筋を提言、表現する力」を身につけることを教育の目的としています。
2019年末から現在に至るまで続いている新型コロナウイルス感染症、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻など、複雑で予測不可能な状態が続きます。VUCA時代といわれる今を生き抜くために必要とされる高い人間性、専門領域における知識、国際性を備えた人財の育成に学類教員一同力を合わせて教育活動を取り組んでいます。
本学類では常に社会状況の変化を見据え、実社会に求められる「幅広い職業人」を育成することを目指して常にカリキュラムを確認と修正を怠らないよう意識しています。
2023年度より「都市生活領域」から「共生環境領域」への名称変更に伴うカリキュラムの再編成、その他四領域における学修の特徴をより明確にしたうえで各領域の専門性が得られるように体系的に学ぶカリキュラムを再構成し、より充実した教育プログラムが本年度よりスタートしました。またオープンデータを用いて地域活性化のためにとりうる政策づくり（EBPM）や、観光資源やエネルギーを含む地域資源利活用のエビデンスを示すデータ分析力を育てるデータインテンシブコースも本年度より始まりました。
この春に一期生が巣立っていきました。今後も時代の変化、社会のニーズ、学生の関心に対応して変革を進め、人財育成により一層力を注いでいきたいと考えています。
今後、各領域より科目群ごとに授業紹介などをホームページに順次掲載していきますので、是非ご覧ください。