【人文社会学類】中山間地域との農業体験を通じた交流 その2(棚田で収穫)
2025/12/01
人文社会学類 大川ゼミでは2021年度から継続して、宮城県北部の栗原市若柳蓬田地区との連携をおこなっています。
若柳蓬田 中山間地集落協定
「若柳蓬田中山間地集落協定」は、中山間農地において集落機能が低下する中、伊豆沼に隣接した斜面に広がる棚田を地域資源と考え、国の多面的機能直接支払制度を活用し、棚田およびその周辺環境の保全活動を行っている地域協定組織になっています。
また令和5年12月より指定棚田振興法に基づく指定棚田地域となりました。
棚田風景(10/19)
稲刈り体験 できず
5月に棚田での田植え体験を実施し、秋の稲刈りを楽しみにしていました。
しかし、今夏の猛暑により棚田のため池は枯渇し、稲は生育不良、収穫できない状況となりました。
平野部とは異なる中山間農地の厳しさを感じました。
棚田でサツマイモ・エダマメ・ソバの収穫
10月19日に、3年「持続可能な農村論」受講生+ゼミ生で棚田を訪問し、サツマイモの収穫を体験しました。土の中のイモのありかを想像しながら掘り進めていました。
サツマイモと並行して、エダマメの収穫とソバの実の刈り取りも体験させてもらいました。
サツマイモ収穫(10/19)
「収穫祭」に参加
11月16日には「収穫祭」に3年「持続可能な農村論」受講生&ゼミ生でお邪魔させていただきました。10月に収穫したソバの実を石うすでひいたソバ粉からの「蕎麦打ち、蕎麦切り」を経験させてもらいました。
昼には、10月に収穫体験したサツマイモ、エダマメ、ソバの実をそれぞれ、ずんだ餅、もり蕎麦、ふかしイモとして美味しくいただきました。
収穫祭(上段:蕎麦つくり、下段:おふるまい