【人文社会学類】 山形県大江町調査 共生環境実習
2025/11/01
共生環境実習で大江町に行ってきました!
実習では「大江町の自然と歴史や文化」を共通テーマとし、各自が興味関心を持ったことを深掘りしていきます。11月1日は現地調査の日。まずは日本一公園から大江町を望みました。雨があがってとても気持ちの良いお天気です!
大江町をバックに
まずは歴史民俗資料館でボランティアガイドの石川さんに案内していただきました。館内では、青苧(あおそ)について、青苧復活夢見隊の村上さんに大江と青苧のかかわり、復活の舞台裏、現在どんな取り組みをしているかなどなど、熱い思いを聞かせていただきました。
歴史民俗資料館前
隊では、繊維として利用している青苧の栄養素に注目し食べる青苧を開発しました。ペーストにしたものを町内の菓子店や食堂で様々なメニューに利用しているそうなのですが、うどんに練りこんだ「青苧うどん」が人気とのこと。そのうどんも入った「青苧御前」を昼食にいただきました。
青苧を使った季節のお料理が並びます
鮮やかな緑色の麺はつるっとしてこしのある美味しいうどんでした。他にも大江の町で採れた秋の味覚をふんだんに使った青苧御前はとてもおいしかったです。町の文化財となっている移築した旧家のお座敷で、村上さんから青苧復活にかかわるお話をお聞きしながら素敵な昼食をいただきました。
ATERA2階のホールにて
昼食後は、まち歩きをしながら石川さんに最上川の舟運や古い街並みなどのガイドをしていただき、酒屋さんで焼いている「たい焼き」を食べながらお店の方とおしゃべり休憩。その後、ATERA(大江町まちなか交流館)に向かいました。
ATERA2階のホールをお借りして、地域おこし協力隊の大沼さんにマスコットキャラクター「ぷくちゃん」のこと、盆踊りの復活、これからやっていきたいことなどなど、大江町の今が分かるお話をしていただきました。
最後に昨年オープンした道の駅に立ち寄り、地域の特産品を見てから帰路につきました。
今日は色々なものを見て、聞いて、食べて、感じてきました。今回の調査結果や体験を今後の実習に活かします。
日本一公園からの眺め