AED(自動体外式除細動器)の設置について
本学では2007年8月から学内にAED(自動体外式除細動器)を設置しました。
1. AED(自動体外式除細動器)とは
突然心停止状態に陥った時、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す、誰にでも簡単に取り扱える医療機器です。
2. 大学構内の設置場所
- 4号館1階エントランスホール前
- 体育館入口玄関ホール
- 守衛室
- 大学事務室
3. 使用方法
AEDに関する説明・ご案内につきましては、以下のサイトで情報をご覧ください。
株式会社ヤガミ: 一次救命処置(BLS)の手順
Q & A
- AEDは誰でも使えますか?
- 厚生労働省は2004(平成16)年7月「非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用のあり方検討会」の報告に基づき、非医療従事者(一般市民)の使用が認められました。
- 失敗したら責任が問われるのですか?
- AEDの機械の指示に従えば、使用する方が失敗するという事は考えられません。また、救急手当てについて一般人の責任を問わないことについては、法律的な面でも整理がついていますので、救急手当てを行ったことによって一般人が法律的な責任を問われる事はないと考えられます。
- 1歳以上8歳未満の小児にAEDを使ってもいいのですか?
- 小児用パッドが備わっている場合は、小児用パッドを使って除細動します。小児用パッドが備わっていない場合は、成人用パッドで慎重に代用してよいとされています。
- AEDの電圧・電流はどれくらい?
- AEDのエネルギー単位は「ジュール(J)」で表現され以下の計算式で求められます。
ジュール(J)=電流(A)×電圧(V)×時間(秒)
電気ショックに使用される電圧は1,200~2,000V程度、電流は30~50A程度と言われています。 - 疾病者の胸が濡れている場合、どうしたらいいですか?
- 電気が体表の水を伝って流れてしまうために、AEDの効果が不十分になってしまいます。乾いた布やタオルで胸を拭いてから電極パッドを貼り付けて下さい。
- 「電気ショックは必要ありません」とはどういう意味ですか?
- 除細動により心臓リズムが正常に戻った場合と、心電図の解析の結果、心臓リズムがAEDでは治せない場合が考えられます。AEDの音声メッセージに従いましょう。