尚絅学院大学

健康栄養学類 お知らせ

【健康栄養学類】8月OCレポート: 最前線で働く尚絅卒業生に聞く 管理栄養士・仕事の流儀

2024/01/11

2023年度8月のOCの特別企画 「未来へのパスポート 〜大学で専門研究〜 」のダイジェストです。
管理栄養士は就職に困らない国家資格と言われますが、実際にはどのような職場で活躍しているのでしょうか?現場で働いている管理栄養士の方をお招きし、仕事内容・魅力についてお話をうかがいました。

<プログラム>

管理栄養士の仕事

(尚絅学院大学教授 星清子)
 

「給食委託会社」ってどんな会社⁇”食べたい“を支える

(シダックスフードサービス株式会社 石川まどか)
 

”食べたい“を支える~病院栄養士は現在(いま)を支える仕事です~

 

健康づくりはまちづくり~行政栄養士は未来を支える仕事です~

(涌谷町 山口貴之)




管理栄養士の仕事

健康栄養学類の7割以上が就職で資格を活かす管理栄養士は、現場ではどのように活躍しているでしょうか?


集団給食の管理 🥗
・給食の現場で美味しいものを提供するために陣頭指揮をとる

病院でのサポート 💊
・病気と闘う患者さんが、笑顔で美味しいものを食べられる治療を手助け

地域での健康促進 👪
・赤ちゃんから高齢者まで、地域住民の健康をプロモート!


そう、医療施設、福祉施設、学校、行政、地域活動、学生・勤労者福利厚生施設などで活躍する管理栄養士は「食と健康」をナビするプロフェッショナルです。

この企画ではメニュー作りや食材の発注など「食」の提供を担う「給食経営管理」、病院や行政機関などで病気治療のサポートや健康維持など「健康」の管理「栄養ケアマネジメント」経験のある卒業生に管理栄養士のお仕事について説明してもらいました。



委託給食業務とは?

「給食委託会社」ってどんな会社⁇

学校や保育園、病院、福祉施設、自治体、企業などが、給食業務を外部の専門企業に依頼するのが委託給食サービス です🍽️。多様な施設に対応した安全で多様な献立の給食を提供し、大規模な運営によるコスト削減と効率化を実現します。

1.🍔 給食市場の概要🍱
外食産業での給食は、「営業給食」と「集団給食」に大別されます。営業給食はファミリーレストランのような不特定多数の顧客を対象とします。給食委託会社が担う集団給食は学校や病院など特定の利用者向けです。利用者の毎日の食事を支える給食委託会社は、栄養バランスだけでなく、安全で効率的な給食運営を行います。

2. 給食委託会社での活躍の場🏫🏥
給食委託会社では、保育園から学校給食、高齢者施設、産業給食や医療機関に至るまで幅広い分野で活躍できます。スポーツ栄養分野でのアスリート支援も含まれます。

 

3. 委託給食と直営給食の働き方の違い
給食運営のプロである委託給食会社で働くと様々な施設での経験を積むチャンスがあり、ライフステージに応じた柔軟な働き方もできる環境があります。
学校や病院のスタッフが直接給食業務を行うのが直営給食です。一つの施設に長く留まり、直接の栄養相談・指導や、栄養面からの治療の提案など専門的な業務に集中できます。

 

4. キャリアアップの道📈
給食業務から始まり、栄養業務、店舗責任者、そして店舗管理業務へとキャリアアップが可能です。経験を積むことで、給食経営のスペシャリストになり、コミュニケーション力の向上や管理職への道が開かれます。
 


13年間業務を行って感じたこと

★給食経営管理の「スペシャリスト」になれる。
★幅広い年齢の方と仕事をし、コミュニケーション力が身につく。
★仲間がたくさんいて、助け合える。
★学ぶ場・挑戦の場を会社側が提供してくれて、レベルアップができる。
★キャリアップができ、管理職につくことができる。



病院栄養士ってどんな仕事?

”食べたい“を支える
~病院栄養士は現在(いま)を支える仕事です~


病院栄養士は、医師の指示のもと、患者さんの健康維持と快復を栄養面からサポートする専門職です。一人ひとりの状態にあわせ、楽しく食事ができるような工夫を行っています。


🍽️ 病状や体調に合わせた栄養量を考慮した食事の提供
💊食べやすさなど栄養面からの治療の提案
📋患者さんの状態に応じた栄養食事指導や相談

病院栄養士のやりがい・魅力は治療への貢献と食の喜びの伝達
・患者さんの治療プロセスに食事を通じて積極的に貢献することができる。
・健康を維持し、回復を促すために「食べる楽しみ」を伝え、患者さんのQOL(Quality of Life)の向上をささえます。

 


病院管理栄養士をやってやりがいを感じたこと

・患者様からの感謝の言葉や手紙をいただいた時

・食事の硬さを調節するなど自分のサポートが患者様の快復に繋がった時
 



行政栄養士とは?

健康づくりはまちづくり
~行政栄養士は未来を支える仕事です~

行政栄養士は法律や住民の健康課題に基づき、食を通じて住民の健康づくりのサポートをする仕事です。子ども・成人・高齢者すべての世代の方の健康づくりの支援をします。
 

行政栄養士の仕事内容

・乳幼児健診
・食育教室
・健康教室
・健診結果の説明
・栄養相談(時々訪問もあり)

 

行政栄養士のやりがい・魅力は?

・個人に対してだけでなく集団へ伝えることができる。

・多職種と連携して、地域住民の【病気の予防】を支えることができる。



やりがいを感じた瞬間

・自分で企画した食育のイベントをやり遂げた時

・地域住民の方と一緒に仕事をしている時

・「ありがとう」や「楽しかった」と声をかけられた時


 

行政栄養士は住民の健康だけでなくまちも元気にする力がある!

病気の人が少ないと、医療費の負担が減るだけでなく、元気な人が増えてまちの活性化につながります。行政栄養士の仕事は成果が見えるまで時間がかかりますか、集団に働きかけるので大きな成果が得られる魅力的な仕事です。
 




管理栄養士になるために今できることは?

・人の話を聴くこと

・料理を覚える(簡単な料理でも大丈夫)

・様々な料理に触れる

・経験したことのないことにチャレンジ

・テレビやSNSなどで情報を得る
 

発想力がとても大事!



以上、卒業生の方にわかりやすく現場の仕事についてお伺いできました。