七夕プロジェクト

みんなの笑顔でつないだ
色とりどりの吹き流し。
大きな達成感と
喜びに包まれました。
学校教育学類 横山 歩さん
(福島県 原町高校出身)
仙台市の伝統行事である七夕まつりの制作に携わってみたいという好奇心。それが、2022年度にスタートした「笑顔でつなぐSDGs七夕飾りプロジェクト」参加のきっかけでした。プロジェクトの目的は、県内の特別支援学校に通う児童生徒といわゆる健常者が七夕飾りの制作を通じて互いに交流し合い、相互理解を図ること。また仙台七夕に出展することを通じて、障がいや特別支援学校の取組みの理解啓発を図るとともに、地域の商店街の活性化に貢献することです。私たちがまず最初に行ったのは、吹き流し作りのワークショップです。障がいの有無に関わらず、参加者みんなが協力し、楽しそうに取り組む姿に触れ、本当に参加して良かったと思いました。また障がいのある子どもの保護者の方から直接話を聞き、必要なニーズに合わせて、七夕飾りをどのように楽しむことができるかを考え、工夫を凝らしました。みんなの想いが詰まった作品が仙台七夕まつりに飾られたときは、大きな達成感と喜びに包まれました。誰かと協力しながら一つのものを作り上げることの醍醐味、完成に至った際の充実感、地域の伝統を引き継いでいくことの大切さ。今回の経験を経たからこそ実感できた手応えを、これからは教員として子どもたちに伝えていきたいです。

仙台七夕に出展