尚絅学院大学

健康栄養学類 お知らせ

イオンモール名取で展示「持続可能な食の未来へ 地元農産物で学ぶSDGs」を行いました

2023/09/18

イオンモール名取のけやきコートで9/16と9/17の2日間、尚絅学院大学健康栄養学類の地域連携の取り組みから、山元町の「規格外いちごの活用術」、名取市の「きくらげ知名度向上作戦」と「ビキーニョ栽培&日本人にあったレシピ開発」の取り組みを、ポスターと展示で紹介しました。

この企画は『イオンモールのSDGsフェス』に合わせて実施されました。本学は「他者とともに生きる」の建学の精神のもとに、様々地域活動を行ってきました。地元農産物の活用はSDGs(持続可能な開発目標)の目標12(つくる責任つかう責任)や目標17(パートナーシップで目標を達成しよう)に密接とかかわっています。今回は以下の三つを紹介しました。


規格外いちごの活用術

健康栄養学類挑戦プログラム履修生のチーム「いちごを救い隊」が、自分たちの考えた冷凍いちごやドライいちごの活用レシピを紹介しました。これらの製品は、山元町のいちご農家である株式会社グランフレサから提供された規格外いちごを利用しています。展示コーナーでは株式会社グランフレサの方の協力のもと、学生手作りのフレッシュジャムの展示や、レシピ投票・メッセージカード作成の案内をしました。フレッシュジャムの香りに、小さな子たちもにっこりでした。レシピ投票ではケーキや白玉団子に人気が集まりました。

 

きくらげ知名度向上作戦

株式会社一路と名取市との産官学連携の取り組みを紹介しました。名取市には大規模なきくらげ栽培所があります。地元ならではの生きくらげ(乾燥しないきくらげ)を紹介するため、きくらげが育っている菌床展示や生きくらげと乾燥きくらげの展示を行いました。健康栄養学類木村ゼミのメンバーがきくらげ展示では大活躍でした。

 

ビキーニョ栽培&日本人にあったレシピ開発

「ビキーニョ(Biquinho、ちいさな嘴の意味)」はブラジル原産の唐辛子の仲間で、辛さは控えめで甘みとフルーティーな香りがあります。名取市で育てられているこのブラジル野菜の特徴と、新たな名取市の特産品にするために、健康栄養学類のチーム「びき~にょ」が活動しています。当日は、国際交流協会『ともだちin名取』の方より提供されたビキーニョの鉢植えが展示され、ちょっとした撮影スポットになっていました。

見事なビキーニョの鉢植えです

見事なビキーニョの鉢植えです

また、クイズコーナーでは、子どもたちを中心にたくさんの皆さんにご参加いただきました。いちごの花の形や"木耳"が何かを当てる問題では、小さいお子さんたちは会場のポスターから頑張って答えを探してくれました。SDGsが何の略号かは、多くの方にとっては難しい問題でした。持続可能な開発目標Sustainable Development Goalsです。ShokeiGakuin Daigaku(開催した尚絅学院大学)でもSenDaiGyu(仙台の名物、仙台牛)でもありません。小さいお子さんたちは、アルファベットを読んでもらいながら、頑張って考えてくれました。ちょっと難しかったね。

きくらげの菌床です

きくらげの菌床です

今回の企画でたくさんの方々と交流ができました。展示にご協力いただいた、連携先の株式会社グランフレサ、株式会社一路、ともだちin名取の皆様に感謝申し上げます。
また、ご来場いただいた皆さまからの、質問や調理法の紹介など、学生たちにとって良い刺激となりました。いただいた意見を参考に、これからも地元農産物の紹介を進めていきたいと思います。ありがとうございました。

展示会場では学生が大活躍

展示会場では学生が大活躍