尚絅学院大学

心理学類 お知らせ

【心理学類】実習に臨む大学院の先輩たち その2

2022/10/21

心理学類の内田です。

前回は病院で実習に臨む大学院の先輩についてご紹介しましたが、
今回は福祉領域での実習を終えた大学院の先輩の様子をお届けしました。

伊藤健吾さん、田瀬奈津樹さんはNPO法人Switchにおいて10日間の実習を体験してきました。
Switchは、障害福祉サービスの一つ、就労移行支援を行なっています。こころの不調で通院している方の「働く」をサポートする場所です。伊藤さん、田瀬さんはその中でも集団プログラムに積極的に参加し、実習後半ではお二人がファシリテーターとなり、実際にプログラムを運営しています。
心理臨床における個別のアプローチだけでなく、集団アプローチについてのスキル向上が図れたのはお二人にとって貴重な経験になったことでしょう。
お二人の実習を終えての声は以下の通りです。

伊藤さん
今回の実習では、一対一の関わりとはまた違った一対多での関わりの難しさについて学ぶことが出来ました。一人一人との時間は短い中で、距離感を掴みそれぞれに合った関わり方をしていくことが大切であると感じました。

田瀬さん

Switchの利用者の方とのかかわりを通して、話すときの距離感や姿勢の気を付けるべき点を知ることができました。また、講座を作る機会を頂き、私は推論の誤りをテーマにしました。一般の方向けに発表するのは今回が初めてで、内容は心理学のほんの一部ではありましたが、心理教育に近い経験ができたことを嬉しく思います。

・・・

お二人の今後の活躍が今から楽しみです。

 

  • 田瀬さん:「推論の誤り」について

    田瀬さん:「推論の誤り」について

  • 伊藤さん:「ポジティブ心理学」について

    伊藤さん:「ポジティブ心理学」について