尚絅学院大学

健康栄養学類 お知らせ

廃棄いちご削減にむけた、いちご農家の取り組み

2000/01/19

 山元町でいちご栽培をしている株式会社グランフレサさんでは、規格外いちごを楽しんでもらうため、真空パックの冷凍品やスライスいちごを乾燥させたドライ品の制作に取り組んでいます。実際の製品はこちらで販売されています。その製品を提供してもらいながら、一般でも気軽にできる利用法について検討しています。

冷凍いちご

真空パックの冷凍いちご

真空パックの冷凍いちご

 冷凍いちごは新鮮なものと食感が異なりますが、いちごの供給が少なくなる夏場にも便利で、調理加工に適しています。"真空パックいちご"は、真空パックしてから凍結されています。いちごの中の空気がないので、いちごの酸化を抑えることができ、新鮮ないちごの色と香りを保ちます。また、いちごから空気を除くので煮た時にアクが出にくいのも特長です。

 市場に流通している一般の冷凍いちごには、この他に凍ったまま一部を取り出せる少量使用に適したバラ凍結品や、解凍後すぐに使えるピュレなどもあります。スーパーで販売されている価格の安い製品は主に中国産やアメリカ産で、日本のいちごとは品種が異なり、酸味や風味が少し違います。

ドライいちご

真空パックのドライいちご

真空パックのドライいちご

 いちごは水分が多く、保存が最大の課題です。昔のドライいちごは、シロップ漬けや砂糖煮を乾燥していましたが、乾燥技術の進歩により、未加熱・無加糖でいちごの風味をそのまま楽しめる製品が増えてきました。
 最近では、スライスしたいちごを乾燥させた「ドライいちご」が注目を集めています。このドライいちごは、ゆっくりと味わいながら、芳醇ないちごの香りを楽しめるよう、スライスの厚さや乾燥工程にこだわっています。紅茶やヨーグルトに加えたり、少量のシロップに漬けてジャムとは異なる濃厚で香り高いいちごピュレとして楽しむなど、アレンジ無限大です。
 ドライいちごは繊細でもとのいちごの品質がダイレクトに影響します。さらに乾燥工程の違いで香りも変わってきます。

 サクサクとした食感が魅力のフリーズドライいちごも魅力的ですが、凍結処理を施さずに新鮮ないちごの香りを閉じ込めたドライいちごは、国産いちごを存分に楽しむのに最適です。


公開開始日 20240119