尚絅学院大学

国際交流エッセイ リレーエッセイ

【国際交流リレーエッセイ 第34回】40年前の留学体験記

2021/11/24

国際交流リレーエッセイ第34回目は・・・みなさんが良くご存知の「あの人」です。40年前の写真をご覧いただき、是非どなたか当ててみてください!答えは最後にあります。

40年前の留学体験記

1981年7月、憧れのジョン・ウェインの祖国アメリカへ。とりあえずミシガン大学(Ann Arbor, MI)のELI(English Language Institute)のサマースクールで英語の特訓。

学生寮(West Quadrangle)の食堂で特大ステーキを食べ過ぎ、Mountain Dewを飲み過ぎて(当時日本では350ml缶の炭酸飲料は珍しかった)胃を壊す(BudweiserやMillerも少しは飲んだが)。


同年9月、大学院(Rackham School of Graduate Studies)IPPS(Institute of Public Policy Studies)の修士課程プログラムに入学。行政学や統計学を学ぶ傍ら、教育学研究科(School of Education)で米国の教育制度や政策について学ぶ。

さまざまな誘惑を振り切り、膨大なReading Assignment(予習指定文献)とレポート課題をこなすため、朝8時にアパートを出て教室と図書館を往復して深夜12時過ぎに帰宅の毎日。

IPPSの悪友たち

IPPSの悪友たち

レポートは(たまに)アメリカ人の友人にチェックしてもらい、タイプライターでガチャガチャ打って清書。その代わり、アメリカ人は数学が苦手な人が多かったので、統計学や経済学の宿題は僕が彼らに教えていた。 
 

留学生仲間。この中に未来の「お妃様」が・・・

留学生仲間。この中に未来の「お妃様」が・・・

1982年12月、大学院修士課程修了。行政学修士MPA(Master of Public Administration)取得。

1983年1月、ワシントンD.C.のシンクタンクIEL(Institute for Educational Leadership)でインターン。米国の首都にうごめく暗い闇と、米国ビジネス・パーソンの貧しいサラメシ(たいていはいい加減に詰め込んだサンドイッチを、手も顔もベタベタにして慌ただしくかぶりつくだけの)を観察。

ワシントンDCのIELの事務所近くのとある街角にて

ワシントンDCのIELの事務所近くのとある街角にて

同年7月帰国。8月結婚。さらば青春。


尚絅学院大学 学長
合田 隆史