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国際交流ニュース

【国際交流】大連理工大学(中国) 長期留学報告⑦

2018/03/05

中国大連の大連理工大学に留学している首藤加奈さんからの留学報告の第7弾!
今回は大連のクリスマスの様子や首藤さんが参加した新年会の様子をお届けします。

【首藤さんからの報告】

 24日は平安夜(クリスマスイブ)25日は圣诞节(クリスマス)があり、大連の街もイルミネーションやクリスマス飾りで溢れていました。
 どこの果物屋でもラッピングされたリンゴがたくさん並んでいて、“クリスマスイブ”の意味の“pinanye”と“リンゴ”の意味の“pingguo”の発音が似ていることにかけて、クリスマスの象徴となっているそうです。

 12月28日には大学で新年晚会(新年会)が行われました。様々な国の学生がそれぞれの国の歌や踊りを披露し、とても盛り上がりました。
 私はソーラン節と太極拳で参加しました。他の国の学生は私のはちまきを見て「これは何?」「あの掛け声はどんな意味?」など尋ねたり、各国の文化を互いに共有する機会となりました。
 また、見に来てくれたクラスメートと文化について話す機会が増え、参加して本当に良かったなぁ、と感じています。特に太極拳に関しては、私自身さらに興味が深まったので、帰国後も積極的に周りに広めたいと思います。

写真 : ソーラン節を踊る首藤さん

写真 : ソーラン節を踊る首藤さん

 後日、太極拳を共に発表した先生方との打ち上げ会が開かれ、餃子を食べました。
 材料や皮、包み方についてなど中国餃子の作り方を一から体験した後、餃子を食べながら中国の数遊びを楽しみました。3の倍数と3のつく数字のときにお箸で茶碗をコンと叩く、というものでした。

写真 : 餃子づくりの様子

写真 : 餃子づくりの様子

 自分の言語力が足りず、先生方の説明がわからない、質問の回答がすぐ出来ないなど、たくさんの困難がありましたが、熱心にご指導してくださり、時には気軽に話しかけてくださった先生方に本当に感謝しています。
 文化体験活動が一区切りつき、帰国の日が近づいてきたことに、今はまだ実感が湧かずにいます。

 残るは13日から始まる最終試験です。
 文法だけでなく口頭試験の発音が少し不安なので、気持ちを切り替え、さらに練習を積んでいこうと思います。                         (文:表現文化学科4年 首藤加奈)

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