尚絅学院大学

心理学類 お知らせ

【授業報告】心理学概論II【心理学類】

2020/03/04

心理学類の行場です。
前期に行われた心理学概論Ⅰに引き続き、約80名近い履修者が熱心に受講しました。
前期で解説した心理学の歴史や基礎概念、神経科学的基盤などについての知識を発展させ、後期の授業では、感覚や知覚、認知と記憶、学習と記憶、言語と思考、感情や動機づけなどのテーマを日常の応用的場面を例示しながら解説しました。
特に、心理測定法の種類や用い方、錯覚を利用した技術、認知のバイアスや注意特性によるヒューマンエラー、記憶の障害と支援、帰属理論や学習理論にもとづく認知行動療法などについての講義は、今後、各自が卒業論文や進路選択のために必要な専門性の高い心理学をさらに学修するうえで、良い橋渡しになったのではないかと思います。
プロジェクターによるスライド上映を多用したので、ノートをとるのが大変だったと思いますが、それぞれの授業の教材は Campusmate を使って配信しました。
その結果、全体のボリュームはかなり大きくなりましたが、各自、それらの教材を印刷して教科書やノートに挟んで活用してくれたようです。
また、授業では日本心理学会HPの心理学ミュージアムに載っている実験やデモ (
https://psychmuseum.jp/show_room/) も体験してもらいました。