尚絅学院大学

　昨年秋、尚絅学院大学バレーボール部は東北大学バレーボールリーグ戦で全勝優勝という結果を納め、さらに秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会において5位入賞を果たしました。チームの軸として引っ張ってくださった先輩方が引退し、最高学年になった今、私は主将という新たな立場で再スタートしました。今年掲げた目標は、大学日本一です。私は、これからの一年間大学日本一になるために、主将として人間力を磨き、チームを動かせる存在になりたいと思っています。東北チャンピオンとしてのプライドとそのプレッシャーの中で、尚絅バレーのアイデンティティを追求し、見る人に感動や勇気を与えられるチームを作っていきたいです。そして、明日の自分が今日の自分自身を見たときに納得がいく姿であるよう、これからも日々の練習に全力で取り組んでいきたいです。

　また、今年は学校教育学類一期生としての教員採用試験が目前に迫っています。これまで部活動と勉学の両立を図り、バレーボール部員として、学校教育学類の学生として他の学生の模範となるよう努力してきました。部活動を通して育んだ人間力、チームプレーから学んだ他者を思いやる心、新型コロナウイルスという出口の見えない逆境に立ち向かう中で得た強さ、これらを自らの武器とし、教員という夢への挑戦の糧にしていきたいと思っています。

　今年、教員採用試験を突破し、自分自身が思い描いた理想の教師になれるよう頑張っていきたいと思います。さらには四年間の集大成、バレーボール人生の集大成として、大学日本一のチームになり、尚絅学院大学バレーボール部に新たな伝統を築き上げられるよう頑張っていきます。

（学校教育学類3年　バレーボール部新主将K．K）