尚絅学院大学

子ども学類 お知らせ

【子ども学類】1年生からはじめるタイムマネジメント

2024/05/15

5月に突入、いよいよこれから!

 新1年生にとって4月は新しいことづくめで大学生活に慣れるのに精一杯だったと思います。そのような慌ただしい時期が過ぎ、5月のゴールデンウィーク中は実家に帰省してゆっくり過ごしたり、お出かけしてリフレッシュするなど英気を養ったことでしょう。そして現在は色々な状況が落ち着き、いよいよ自分のペースで勉学に励もうという気持ちになってくる頃だと思われます。

 さて、このたび「情報リテラシー」(1年生・卒業必修科目)の第5回授業(5月10日実施)では、タイムマネジメントの内容を取り扱いました。この科目は、大学での学びに必要な情報スキル(「調べる」「整理し、まとめる」「発表する」など)を修得し、現代社会で必要とされる情報倫理や情報セキュリティーの基礎を学びます。

 同時に、ここで修得した情報スキルを日々の授業や試験・レポート等にも活用できれば、作業の効率や成果をあげることができます。さらに、タイムマネジメントについても知っていると、その効果は倍増することでしょう。特に新1年生にとっては、大学での初めての期末試験や課題レポートの対策をどのようにすればよいのか悩みどころです。

 そこで今回は、SA(ステユーデント・アシスタント)の遠藤渚生さん(子ども学類4年生)にタイムマネジメントについてスライドで発表してもらいました。

先輩の体験談:いつまでに何をやるか

 遠藤さんは、試験対策やレポート作成におけるタイムマネジメント(タスクの細分化、時間配分など)のほか、課外活動やアルバイトなどの私生活におけるスケジューリング(タスクの実行順序や優先順位の決定など)について発表してくれました。

 最後のまとめでは、「私がタイムマネジメントをするうえで大切にしていることは、『やらなければいけないこと』と『やりたいこと』を整理して、優先順位をつけること、そして、それぞれの予定を把握し、早め早めに行動をし始めることです。直近のできごとだけに目を向けるのではなく、少し先のことまで見て、未来の自分が困らないようにしながら、今の自分が最大限に楽しむことができるようにしていくことを意識しています。・・・大学生活をたくさん楽しめるように、一日一日有意義な時間を過ごしてください。」と後輩たちにアドバイスとエールを送ってくれました。


1年生の学び・感想

・テスト対策やレポート課題など、期限の早いものから優先して取り組むことや、『やらなければいけないこと』と『やりたいこと』を整理して行動することが必要だと学んだ。

・隙間時間を有効に使い、スムーズに試験期間に入れるよう自分なりに工夫していきたい。

・私は課題をただこなすだけになっていたので、覚えようとして取り組むことが必要だと学んだ。また、普段の授業でもただノートをとるのではなく、自分の言葉で表現し直して、人に説明できるくらい理解しながら取り組むことが必要だと学んだ。

  ・先輩のお話が非常に分かりやすくスライドと話すスピードなどすごく良かった。

・SAの仕事は大変そうだけど少し興味をもった。発表内容から計画性が感じられ、すばらしいと思った。


 1年生の大学生活は始まったばかりですが、タイムマネジメントを意識して行動すれば、きっと充実した4年間を過ごすことができるでしょう。目標や夢をもってさまざまな事に挑戦し、多くの学びと経験を得て、ぜひ自己実現してほしいと願ってます。

(文責:兎澤 聖)