尚絅学院大学

子ども学類 お知らせ

Fプロジェクト!震災・防災学習から命の学習へ、そして語り部になる(教職実践演習)

2023/02/25

瀬成田先生

瀬成田先生

2023年1月20日、子ども学類の教職実践演習(幼)で特別講師瀬成田実さんをお迎えして、中学校教師として被災地の子どもたちと過ごしてきたことについてお話を伺いました。

いのちがまんなか 震災を語り伝える若者たち

すでにメディアで何回も取り上げられている瀬成田先生。たくさんの資料と画像によって語ってくださいました。

テーマは「いのちがまんなか 震災を語り伝える若者たち〜みやぎ・きずなFプロジェクト」でした。
 

学生の感想

・命の大切さについて、今回の講義を通し改めて実感しました。実習の時に、子どもたちと地震を経験しました。守られる側から守る側になるのだと強く意識しましたし、子どもたちを守るためにしっかりしなければと思いました。
・私自身も友人を二人亡くし、あの日を思い出すきっかけだった。この事実を忘れたいけど、風化させてはならないという思いにとても共感を覚えた。「物はいらない、まず命」という言葉にとても感動した。命があれば、命さえあれば出来ることがたくさんあるので、どうしても自死という形で最後を迎える人が少なくなるといいなと改めて思った。
・放射能の影響で避難を余儀なくされましたが、家族全員無事だったことは奇跡なんだと改めて感じました。双子の子の紙芝居も、ずっと語り継いでいってほしいと思います。津波、放射能による被ばくとそれぞれが沢山の経験と悲しい辛い思いはあるけれど、それを受けとめ、なかったことにしないよう、次の世代に伝えていかなければならないなと感じました。
・私は震災の話は嫌いなので、今まで敬遠していましたが、保育になる身として、しっかり伝えなきゃいけないのだと責任を感じました。
・私よりも年下の子たちがもっと下の子たちに震災について語り部をしている姿を見て、とても感動しました。保育者としてこれから子どもたちを守っていく立場になる上で、いのちの大切さを伝えていくことや自分自身が震災のことをより知ることが大事だと思いました。

瀬成田先生著書

瀬成田先生著書

講義風景

講義風景

学生と立ち話

学生と立ち話