OMEP(世界幼児教育・保育機構)第74回大会で発表
2022/07/31
OMEP(世界幼児教育・保育機構)第74回大会が7月12−15日にギリシャのアテネで行われ、尚絅学院大学から学校教育学類の齊藤教授と子ども学類の東が参加・発表してきました。
古代遺跡の中で
アテネの空はいつも真っ青でした。点在する遺跡を見ながら、古代人たちの議論に分からないなりに耳を傾けている雰囲気にいつも浸っていました。
幼児教育論(2年生後期選択科目)では毎年講義しているギリシャの幼児教育観・遊び観ですが、初めてこの地を踏んで実感が湧いてきました。
パルテノン神殿(上)
ウクライナを覚えて
今回のOMEPの世界大会で、私が最も感動したのは、オープニングセレモニーの時でした。
各国の国旗がプロジェクターに映し出されたら、その国の参加者は立ち上がってみんなで歓迎の拍手をするのですが、ウクライナの国旗🇺🇦が映し出された時、拍手が鳴り止まなかったのです。
そのあと、ロシアの国旗🇷🇺も映し出され、一人の女性が立ち上がりました。その時もみんなで歓迎の拍手を送りました。世界中の子どもたちのために、みんなで知恵を出し合って考えよう行動しようという大会です。一日も早く平和が取り戻されることを願います。
ロイヤルオリンピックホテル
発表は録画?!
私たちの発表題は、「Confronting radiological contamination from the fukushima daiichi nuclear power plant in early years childcare and education: data based caution VS. Emotion based overreaction」です。
尚絅学院大学放射線被ばく下の幼児教育研究センター(SIREC)による共同研究の成果を発表するものでした。ただ、発表前日に行なった帰国のためのPCR検査で私が陽性(positive)の判定を受けたため、翌日の会場入りが叶わずかろうじて録画による発表となりました。それでも認められたのでよしとしたいと思います。
後日、発表会場となっていたメトロポリタンカレッジに行くだけ行ってきました。(東)
メトロポリタンカレッジ(左下)