進路就職課からのお知らせ

【進路就職課/就職ガイダンス】金融リテラシーを身に付ける

2025/07/16


就職活動に向けて実践的なスキルを身に付けるため、3年生を対象に通年で実施している「就職ガイダンス」。先日は、進路就職課より将来の職業選択や資産形成に必要なお金に関する知識を身に付けるため、「金融リテラシー」をテーマにしたガイダンスを行いました。

金融リテラシーとは、お金に関する知識や判断力を指し、経済的に自立した生活を送るために不可欠な能力です。ガイダンスでは、家計管理の知識を学び、学生が自らのライフプランに適した職業を選択し、将来設計を行えるように、未来の収入を見据えたキャリアビジョンを考えました。

最初に給与明細書を基に、支給額や差引額を確認し、社会人の生活をイメージしました。実際の収入と支出のバランスを考慮して、生活費の確保や貯金など将来のライフスタイルを想像することは、就職活動で企業を選択する際も重要です。新規学卒者の求人票を複数比較し、支払われる額面の給与と手取り額を理解した後、保険料や税金、生活に必要な支出項目について解説しました。

後半は生涯の平均年収や人生の三大資金「住宅・教育・老後」について説明し、長期的なライフプランを設計しました。ガイダンスの内容を踏まえて、キャッシュフロー表に今後20年間のライフイベントや収入・支出をまとめるワークを行い、将来を想像しながら理想の生活スタイルを書き出しました。また、将来設計を実現するために、卒業後の働き方やどの程度の収入を得たいか具体的に考え、キャリアビジョンを立てる重要性を伝えました。
学生たちは、ガイダンスを通じて現実的な収支状況を想定しながら、人生の目標や夢を実行するための計画を考えることができたようです。

今後も進路就職部では、キャリアについて様々な側面から考えを深めるガイダンスを実施し、学生が最適な進路を選択ができるようにサポートして参ります。

【学生感想(一部抜粋)】
・金融リテラシーは、自分の人生を豊かにするために必要な知識だと思った
・給与から差し引かれる項目や生活で必要な支出を理解でき、今後のためにお金との向き合い方をさらに勉強していきたいと思った
・職種や仕事内容でキャリアを考えていたが、生活に必要なお金も含めて将来設計をしていきたい
・将来の収入を意識しながらキャリアを考えることは、自分の夢を実現するためにも重要だと感じた