尚絅学院大学

教職課程センターからのお知らせ

【教職課程センター】宮城県教育委員会との連携協力に基づく研修会の開催

2020/09/16

講義の聴講

講義の聴講

宮城県教育委員会と本学は,「大学と県教育委員会が連携のもと相互に協力し,学校教育・学術の振興及び地域社会の発展と人材の育成に寄与する」ことを目的に,包括連携協力の協定書を交わしています。

この包括連携協力の下,9月11日に本学を会場に「通級指導研修会(LD等)~通級指導経験者の一層の指導力向上のために~」が開催されました。現職教員30名と本学学校教育学類2年生36名が一緒に受講するスタイルの研修会です。

研修では「学習障害児童生徒における読み書きアセスメント」及び「アセスメントを基にした学習支援」をテーマに,現職教員と学生が前半は大学教員による講義を一緒に聴講し,後半は演習形式で意見交換や協働活動に取り組みました。

本研修会は,現職教員の皆さんは教員としての使命感などを再確認できる機会になり,学生は教員を目指す志をより強く意識する機会になりました。

宮城県の未来を担う子供たちを育てる教員を教育界全体で育成するという考えの下,教員養成に力を入れる尚絅学院大学は,教員の養成・採用・研修を一体的に充実させるために宮城県教育委員会と今後も一層連携協力を推進していきます。

現職教員と学生のグループワーク

現職教員と学生のグループワーク

感想を紹介します。
【現職教員の感想】

  教員を志す学生さんと協働作業を行い,略案を作り出すことは,自分の指導を振り返る意味でも,若い方に何かを伝えるという意味でも,大変有意義でした。

【学生の感想】

  現職の先生方とお話ができる機会は大変貴重で,私にとってどんな教師になるべきかという「教師像」を考える時間となりました。コロナ禍の中で,このような機会を得られたことは有意義でした。