尚絅学院大学

自己紹介

千葉県船橋市出身、文化人類学が専門です。「文化人類学」「アジア文化論」「観光社会学」「世界遺産論」などを担当しています。また、「地域活動論」「地域活動実習」「メディア表現基礎演習」「多文化社会演習」では、他の先生と一緒に川崎町や大連理工大学をはじめとする地域・大学との仲立ちやフィールドワークの方法や考え方についての授業をしています。

研究内容

もともと中国の文化や社会に関心がありました。その中でも広東省の「船を住まいとしていた人々」を対象として、彼らの生活や信仰、周囲との関係などを調査してきました。また、震災後は宮城県山元町の民俗文化の復興や変化についても調査・研究を行ってきました。尚絅学院大学に赴任してからは、ゼミの学生もともに山元町での調査・研究をしています。
 

学生の皆さんへのメッセージ

大学というところは、これまで以上に様々な人と出会う場所です。外国人留学生もいるし、個性的(世間的には「奇人変人」ともいう)な教員も多いところです。そもそも同じ日本育ちの学生であっても、同じ地域の人が集まる高校までとは違って、育った環境が違うこともあり、その考え方や個性は様々です。気の合う友達を作ることも大切ですが、「自分とは考え方の違う」人ともたくさん話をして、自分の「常識」を疑ってみることも意味のあることだと思います。