尚絅学院大学

尚絅学院大学×SDGs

一人ひとりができることを考える
大学生と考えるSDGs

Web版 大学生と考えるSDGs
~地域とのアクションプランづくり~

2020年2月26日に仙台メディアテークで開催予定だった「大学生と考えるSDGs ~地域とのアクションプランづくり~」には、沢山の申し込みをいただいておりました。中止となりましたが、イベント開催のご期待に少しでも応えられるよう、Web上で話題提供者や大学生、そのほか皆さんの意見を見聞きできる場を作ることにいたしました。

SDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。しかし、この目標とはどのようなことなのか、自分はどんなことが出来るのか、理解し実行できている人はまだ少ないのが現状です。Web版「大学生と考えるSDGs」では、テーマを「地域とのアクションプランづくり」とし、自分たちが実行できること、実行すべきことを地域での事例を参考にして考えます。地域資源、里山、商店街、メディア、パラスポーツという5つの切り口から、まずは実際に行われていることを紹介します。紹介内容を参考にしてSDGsのアクションプランとして何ができるか、また、どういうことをしてみたいかを考えてみてください。

地域資源×SDGs

地域ならではの資源を活用し、新しい物を生み出すという考え方が最も重要だと感じました。地域の資源だけを利用する事で自給自足を図り、製品のコストや手間を抑え、雇用を生み、売り上げで地域を発展させていくという流れを作り、製品や生産の流れは地域独自の物となるため強みにもります。一つの物が生まれたら、そこからまた新たな取り組みを行い地域の活気作りをする事で持続可能な社会の実現につながるのだと思います。また、これらを踏まえた上で、一人一人が地域について何ができるか考え意見を出し合っていく事が重要だと考えました。 (M.K.)

もう密プロジェクトは、地域の特色を生かした製品作りが、雇用を生んだり地域活性化に繋がったりすることがわかりました。しかし、そういった特産品を生かした製品は販売所に行ったり記事を読んだりしないとあまり知る機会はなく、普段の生活で意識することもないと思います。そこで、自分に出来ることは、まずその地域の特産品やこのような活動によって作られた製品を知ることからだと思います。そして自分で調べていく中でブログやSNSで情報発信していくことが出来ると思います。 (K.I.)

地域資源を使ったアイスというだけでなく、カップやスプーンを環境にやさしいリサイクルした素材とすることも加えると良いと思いました。私は、リサイクルした素材、地域資源などから、食品、雑貨、日用品などを開発し、多くの人に発信する取り組みをしたいと思っています。 (Y.K.)

「宮城県のアイスと言えばこれ」というアイスの開発目標が達成されていないので、「宮城県のアイスと言えばこれ」コンテストを,尚絅学院大学主催で行うことを提案します。
また、このプロジェクトの収支はどうだったのでしょうか。G8, G9, さらにその結果としてのG11, G15も,儲からないと達成できないので、その点からの検証が必要だと思います。(Mr. Gombee)

もう蜜プロジェクトは、みんなの協力によって実現した物で個人では難しいと思います。個人にアイデアがあっても一人で実現するのは難しいかもしれませんが、多くの人が協力すれば実現できるかもしれないし、人々の交流の中で新たなアイデアが生まれる事もあります。周りとの絆を深めることが、持続可能な社会を目指す上でひとりひとりに出来ることなのだと思います。(M.S.)

最初は、学生が企業と連携して商品開発することは、実践経験にもなるのでスキルが身につくだけだと考えていた。しかし、これは「質の高い教育をみんなに」「働きがいも経済成長も」「産業と技術革新の基盤をつくろう」にも関係している。「持続可能な社会」にするためには、地球温暖化や森林伐採という環境問題だけではなく、教育や経済活動の場でも行わなければいけないことが沢山あることを学べた。 (R.K.)

もっと地元に愛着を持ち、地元の名産品や行事を知れば、その地域の発展につながると思う。何が名産品なのか、取り組んでいるものは何かなど知ってそうで知らないことが多い。知るためには、地元独自のポスターやカレンダーを作り、地元の行事や名所を書くことで伝えるという方法が良いと思う。目に入りやすくすることで、一人でも地元の活性化に協力したいと思う人を増やし、何よりも地元について知ろうとするように促すことが大事である。地元を知り、愛着を持ちその地域で働くようになれば町や地域は発展していき東北を持続可能な社会にできるのではないかと思う。 (T.K.)

里山×SDGs

新たに取り組みたいアクションプランとして、毎年秋に行われる東北・宮城復興マラソンの際にコースに抵抗性クロマツなどを植樹するプロジェクトを提案します。マラソンのコースは岩沼市と亘理町の往復で復興の様子を肌で感じられるのですが、まだ緑や建物が全く無い箇所があります。そこにクロマツなどを植樹することで緑が増え、県外から参加した人達にも復興に参加してもらうことになります。私は仙台市の沿岸部在住のため、津波の傷跡残る被災地を毎日目にしています。このようなプロジェクトに積極的に参加し、地元に緑を増やしていきたいです。 (H.Y.)

尚絅の森の活動を多くの人に伝え、参加したいと思ってもらうために、これまでの活動内容をドラマ仕立てにしたり、アニメーションにして、紹介することを提案します。私達の生活と森林との関係を知ってもらい、自然の大切さや、森林の機能や川の水との関係なども紹介することで知識を深めることもできます。
自然との関わりは人に欠かせないものであり、私も活動に参加したいと思っていました。具体的な活動日や場所を広めていければもっと参加者が増えると思います。(ネコ)

メディア×SDGs

SDGsについて発信するために、SDGsをテーマにしたフリーペーパーの発行を月一回行い、主要な駅や大学、カフェ、図書館など、特に若い人が利用する場所に置くことを提案します。新聞では写真や画像より文章がメインとなるため、若い人が手にしにくいと思いました。その点フリーペーパーでは写真を多用するなど手に取りやすく、興味を持ってもらいやすく出来ます。地域が行うSDGsへの取り組みや商品、イベント、景色などを紹介し、インスタグラムと連動させて、定期的に情報を発信するのもよいと思います。伝えたい相手の年代や性別に合ったメディアを使うことが大切なのだと自分でアクションを考えて改めて思いました。 (F.H.)

そもそも日本でのSDGsの認知度は28カ国中最下位と低い。この現状を改善するために、尚絅学院大学を中心としたSDGs大学合同文化祭の開催を提案します。外装はSDGsカラーを用いて、各大学による地域資源を利用した出店、SDGsに関する演劇や展示など、五感を使って学べて子どもも大人も楽しむことができる内容にしたいです。そして、メディアやSNSに取り上げられるように働きかけることでより多くの人にSDGsが認知されるようになり、さらに学生同士のネットワーク構築なども期待できます。(M.O.)

子供から大人まで、新聞など書籍を使った積極的な行動により、SDGsは知られてきていると思う。しかし、現在若い人たちが最も情報を集めやすい環境はSNSだと考える。その為、もっと沢山の人に知ってもらうには、今世界的に注目されているYouTubeを利用することを提案をしたいと思った。毎月最低でも一回、できるだけ多く発信する。YouTubeに上げる内容は学生一人ひとりの意見で決める。学生が考えた内容を発信する事で「質の高い教育をみんなに」「パートナーシップで目標を達成しよう」が可能になると思った。(K.S.)

商店街×SDGs

商店街の後継者が足りないという問題を解決するために学生が出来る活動として、SNSなども活用し、若い人材を欲している商店街の事業者と積極的に関わって、周りに宣伝していくことが必要ではないか考える。商店街特有の繋がり、アットホーム感が伝わるような宣伝をし、学生が連携をして積極的にアピールをしていく。そしてもう一つの考えとして、商店街に更に多くの人を集めるために、話題性のある商品などをSNSで発信することも効果的だと考える。最近ではSNS映えのために遠くまで足を運ぶ若者が多いので、遠方からも集まるようになる。遠くからわざわざ来る人は金額よりも、話題性や楽しむことを重視しているので、商店街全体の利益につながると考える。 (S.U.)

私は一年程個人的に地元のまちづくりなどに参加してきましたが、みなさんに「若い人が参加してくれるのは嬉しい」と言われます。そんなことからも、長町の商店街でNスコーレという学生団体があるのはとても良いことだと感じました。小さなイベントでも継続的に行うことで住民や観光客に意識付けることができると思います。コロナの影響下でも「オンライン会議」をすることで対面ではないからこそ様々な世代から意見を聞けるチャンスだと思います。人の動きが活発になるとまちは変わると思います。関係人口を増やすこの取り組みは今後に繋がることだと感じました。 (A.S.)

長町商店街では、来街者の商店街回遊性の向上、地域PRを考えたイベントが多く行われて賑わっている。その一方で、高齢化や後継者不足により、伝統行事やイベントへの協力者が固定化され、行事の継続の危機が迫っている。今後のためには、学生世代の力が必要で「Nスコーレ」がポイントとなる。そんな彼らと共に私たちに出来ることは、地域の活性化に向けた具体案や意見を出すことです。(H.T.)

若者の行動が大きな力になるのだと改めて感じた。祖母が住む地域では、県の無形文化財に指定されている祭が商店街で毎年開催されるが、その期間だけ多くの人で賑わい、いつもは閑散としている。この状況を変えるためには、地域の高校生や大学生が協力して、祭の㏚はもちろん地元の特産品を全国に知ってもらい購入してもらえるようにすることを提案する。また、商店街の空き地を活用して新しい店を募集したり、地域の魅力を伝えることも一つの手だと思う。 (N.I.)

パラスポーツ×SDGs

以前、ニュースでブラインドサッカーのことを知ったが、それ以降テレビやネットなどのメディアで聞いた記憶が無く周囲の話題に上ったこともない。晴眼者が目の不自由な人とのコミュニケーションや盲目の体験をすることも重要で、障害を持つ人に優しい世の中にしようという動きが増えると思う。そのためには、SNSを使って情報を配信、それに関心を持った人が枝分かれ的に情報を配信していき、多くの人の目にとまるようになる。ブラインドサッカーをはじめ、パラスポーツの魅力を一人一人が広めていくことで、障害を持つ方に対する理解やパラスポーツの活動を支援する人が増えると思う。(R.K)

世の中の人がもっと障がい者の身になって生活するべきだと考えます。今回のブラインドサッカーのように、健常者にも体験してもらって障がい者の方が日々どのような思いで過ごしているのか身をもって感じることで日常生活で思いやりの行動ができると思います。このような体験を通した学びを我々学生に実践することをもっと増やすべきです。私は、講演会を聞く機会はありましたが、日常生活で困っている障がい者の方に出会っても正直実践できるかわかりませんが、身体で記憶するような体験をしていれば助けられるのではないかと思います。(T.K.)

ブラインドサッカーの競技の人口が少ない原因として考えられるのは、知名度の低さとプレーする機会がほとんどないことがあるのではないか。知名度の向上として学校教育の中に体験する機会が設けられるといいのではないかと考えた。車椅子体験や高齢者の視界を知るなどの体験をしたことがあるが、障がい者スポーツの体験はない。体験から障がい者への理解はもちろん、他のスポーツに興味を持つなどの広がりが出ると思う。 (K.M.)

視覚障がい者と健常者が分け隔てなく交流できる場をもっと増やしたほうがよいと考えた。そこで、ブラインドサッカーだけでなく、ほかのスポーツや遊びも取り入れ、障害の有無や年齢に関係なく参加できる新しいゲームや遊びを提案する。サッカーは楽しいものの障がい者にとってはケガにつながりやすいリスクがある。もっと幅広い年齢層で、自由に遊べる環境、場所、競技などを提供していくことで、「見えないスポーツで、見える世界」このテーマの実現につながるのではと考えた。一人一人がこういった呼びかけをしていき、さらに障がい者と健常者が差別なく楽しく遊ぶ環境づくりも大切である。(S.S)

障害を持たない若者は、それが当たり前であると思っている人が多いため障害を持っている人の気持ちを尊重することが少ないと思う。改善するためには、小さな子供たちにブラインドサッカーの体験などをさせたり、高校生や大学生に授業で体験させるなどが良いと思います。今の若者はこういった機会を設けないと自分から参加しようとする人はほとんどいないと思う。学校内で特別授業などを利用して、実際に体験する場を設けることで障害を持つ人たちはどのような苦労をしているのかをより深く理解できると思う。(S.S.)

現在の日本は、障がい者に対する理解が足りていないように感じる。私自身もあまり理解できていない。そもそも障がい者の方と会ったことがない。このことから、障がい者の方々と交流を持つことが必要だと考えた。その点でいえば、パラスポーツはいい機会だと考える。パラスポーツの存在自体を知らない人もいるので、アニメーションを製作することで知らない人にも興味を持ってもらい、障がい者の人々への理解にもつなげる。(H.A.)