教員紹介
青柳 公大 (あおやぎ こうだい)
- 所属
- 健康栄養部門
- 職位
- 講師
- 学位
- 修士(食産業学)
- 担当科目
- 給食経営管理実習Ⅰ•Ⅱ、給食経営管理論Ⅰ•Ⅱ、臨地実習Ⅰ、総合演習Ⅰ•Ⅱ、管理栄養士活動論
授業担当分野の概要(卒業研究を含む)
1)安全、安心で美味しい食事作りを実践についての講義、実習
2)大量調理における調理技術の指導、機器の活用方法について
3)新調理システムを活用した食事提供について
4)経営的側面から見た食事提供について
研究分野と所属学会
【研究分野】給食経営管理、スポーツ栄養
【所属学会】日本栄養士会、日本調理科学会、日本スポーツ栄養学会
研究のキーワード
1)新調理システム(クックチルシステム)
2)スポーツ栄養
3)ランニング
4)食習慣
接続可能な開発目標(SDGs)
現在の研究テーマ
1)新調理システムの活用による事業展開について
2)ランニング愛好者の食習慣に合わせた栄養指導について
3)食習慣の違いによる調理技術や意識について
研究成果の概要
「クックチルシステムとセントラルキッチン方式を活用した在宅配食事業の展開に関する研究」
今後高齢化の進行により、医療・福祉・介護サービスのニーズは着実に増加していくとが考えられているが、その具体的なニーズの1つとして在宅配食サービスが挙げられる。 クックチルシステム、セントラルキッチン方式とサテライトキッチンからの配食という仕組みを形成することで、コスト面で優位性が生まれ、事業として成立すると考えられる。但し、アンケート結果より、在宅配食事業によって生産の稼働率を上げるだけの食数の需要となるかは不明である。よって今後、需要の更なる掘り起こしが必要である。
主な業績(研究実績・作品発表)
<論文>
1、さといもの真空調理に関する研究 チルド保存とさといもの物性、食味との関わり 尚絅学院大学紀要 第61•62号合併号 p.101-105 2011
2、クックチルシステムにおける再加熱条件に関する研究 鶏肉の味噌漬け焼きについて 日本食生活学会誌 Vol.23 No.1 p.48-53 2012
3 クックチルシステムとセントラルキッチン方式を活用した在宅配食事業の展開に関する研究 宮城大学大学院修士論文、2014
4 宮城県民の食品群別摂取量から中食について考察した基礎的研究 -栄養系オープンデータを活用した事例(第3報)- 東北生活文化大学 東北生活文化大学短期大学部 紀要No.54 2023
<学会発表>
1 東北・北海道支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査 -調理に対する態度による違い- 一般社団法人 日本調理科学会 2023年度大会
2 市民ランナーの食意識調査に基づく栄養教育の検討について① 日本スポーツ栄養学会 第10回大会
3 東北・北海道支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査 ー宮城県の現状ー 一般社団法人 日本調理科学会 2024年度大会
<著書>
1 メタボリックシンドロームお役立ちリーフレット 2024 共著 いずみ絆プロジェクト助成事業
2 手軽なお魚献立メニューコンテスト2024 最終審査作品 レシピ集 2024 監修 ユウキ食品株式会社
主な地域・社会貢献活動
2012年 尚絅学院大学での管理栄養士対策講座 講師
2013年 柴田町での糖尿病予防のための調理実習 講師
2021年 10月〜 市民ランナーチームでの栄養サポート活動
2023年 令和5年度仙台市主催研修技師職員研修 講師
その他
【出身地】青森県八戸市
【趣味】高校時代から陸上競技(長距離)一筋、現在も年間で5〜6回程度大会に出場、トラック競技は5000m、ロードはハーフマラソン、フルマラソンを主に走っています。また管理栄養士としてチームでの栄養サポート活動をしています。
【学生の皆さんへ】どんな事も「まずやってみる」ことが大事!失敗を恐れず、興味があることにとことん挑戦してみてください!