尚絅学院大学

教員紹介

山城秋美 (やましろあきみ)

山城秋美

所属
健康栄養部門 
職位
准教授  
学位
スポーツ科学修士  
担当科目
【学類】公衆栄養学概論、地域栄養活動論、公衆栄養学実習、臨地実習Ⅳ、総合演習Ⅰ・Ⅱ 【院・専攻】基礎演習Ⅰ・Ⅱ  

授業担当分野の概要(卒業研究を含む)

1)個人や集団、地域における人々の健康・栄養状態や社会・生活環境の特徴に基づいた公衆栄養活動について
2)健康・栄養問題の現状と課題、諸外国の健康・栄養問題と政策について
3)地域における栄養管理と訪問栄養指導のシステムの構築について
4)公衆栄養活動の栄養ケア・マネジメントについて                                               
5)臨地実習に向けて整理と復習について

研究分野と所属学会

【研究分野】公衆栄養活動、ヘルスリテラシー
【所属学会】日本健康・栄養システム学会、日本公衆衛生学会、日本健康教育学会 

研究のキーワード

1) 公衆栄養学
2) 栄養ケア・マネジメント   
3) ヘルスリテラシー   

接続可能な開発目標(SDGs)

  • 1.貧困をなくそう
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 10.人や国の不平等をなくそう

現在の研究テーマ

1)女性の健康づくり
2)思春期の健康管理
3)高齢期の栄養管理

研究成果の概要

1)生涯にわたる健康づくりのため自己管理能力の習得につながるように、身体的・精神的・社会的に栄養と健康の観点から提案し、その実現を支援することが重要である。持続可能な地域づくりについて、専門知識に根差した実践と研究をつなげ、効果的に進めていく。

2)高校生を対象に授業で活用できる健康行動理論に基づいた栄養教育プログラムを開発する。嗜好性の強いライフスタイルが確立し、20代の朝食欠食増加などの食行動の変化、栄養問題が増加する前に、ヘルスリテラシーを向上し、食習慣の健全化、将来のQOLの維持・向上につながる健康教育の機会が必要と考えられる。

3)栄養管理を行う上で、病院、施設、在宅療養での食事が安全で個別対応できるように、地域における栄養管理と訪問栄養指導のシステムの構築が重要であるため、調査を継続して行う。

主な業績(研究実績・作品発表)

<論文>
1)ナッジを用いた健康経営プロジェクトのプロセス評価.竹林正樹,山城秋美.日本ヘルスプロモーション学会誌「ヘルスプロモーション・リサ- チ」:62-66,2022
2)女子中学生と女子中学生サッカー選手の身体組成および栄養摂取状況の比較検討.氏家幸子,鈴木裕一,山城秋美.仙台白百合女子大学人間発達研究センター紀要13:11-21,2019
3)女子中学生サッカー選手の成長記録.山城秋美,氏家幸子,鈴木裕一.仙台白百合女子大学人間発達研究センター紀要13:63-69,2019
4)女子大学生の身体組成と筋肉量、筋力の関係.仙台白百合女子大学紀要21:77-85,2017
5)塩味刺激による事象関連脳電位の検出.鈴木裕一,加賀山あかり,山城秋美,石出信正.仙台白百合女子大学紀要21:15-27,2017
6)運動生理学(実技・演習)を受講した女子大学生の体組成と運動習慣に与えた効果について.仙台白百合女子大学人間発達研究センター紀要11:59-64,2016
7)飲料に加えた炭酸が女子大学生の消化管機能や味覚に与える影響.山城秋美,加賀山あかり,鈴木裕一.仙台白百合女子大学紀要20:127-138,2016
8)摂食機能療法への積極的な栄養ケア・マネジメントの導入により経口摂取移行が推進された2例 日本健康・栄養システム学会:37-40,2011
9)介護予防運動教室の体力向上効果と肥満度・栄養の関連 仙台大学大学院スポーツ科学研究科修士論文集11:111-117,2010
10)通所サービスにおける栄養改善がみられた事例.日本健康・栄養システム学会:103-110,2007
<著書>
1) 子どもの食べる楽しみを支援する 藤谷朝実他 建帛社 127-138,2018                                      
2)応用栄養学 浅田裕一他 化学同人社 101-123,2017
<学会発表>
1)ナッジ学会員からの満足度が高かったナッジ研修会はターゲットを変えても同様の評価を得られるのか? 日本健康教育学会 2022.7
2)こども食堂における行事食・郷土料理提供について〜せんだいこども食堂の取り組み〜 日本栄養改善学会東北支部学術総会 2022.1
3)女子大学生の骨格筋量と骨密度との関係、および牛乳の嗜好の影響について 日本栄養改善学会東北支部学術総会 2019.5
4)高校女子ウエイトリフティング部選手に対する栄養サポート(増量)について 日本スポーツ栄養学会 2017.8
5)運動生理学(実技・演習)を受講した女子大学生の体組成と運動習慣に与えた効果について 日本栄養改善学会 2016.9
6)管理栄養士養成課程に在籍する大学生の睡眠状態について 日本栄養改善学会 2016.9
7)運動部に所属する中学生・高校生に対する栄養サポート 日本健康・栄養システム学会 2015.9
8)東日本大震災後の宮城県女川町における保健事業(第2報)仮設住宅への食生活支援事業 公衆栄養学学会 2014.10
9)東日本大震災後の宮城県女川町における保健事業(第1報)仮設住宅への食生活支援事業 公衆栄養学学会 2012.10
10)行政における食育活動について 大崎栄養士会活動発表会 2010.12
11)介護予防教室から自主サークルへ継続参加した参加者の効果 2010.11
12)介護予防教室の効果と体格・栄養の関連 公衆栄養学学会 2009.10
13)療養病棟におけるPEM予防とNCMの構築に向けて 日本健康・栄養システム学会 2006.6

受賞

公益社団法人宮城県栄養士会会長表彰

主な地域・社会貢献活動

特定非営利活動法人 せんだいこども食堂 共同代表                                    
一般社団法人 仙台市障害者スポーツ協会 理事

主な学内活動

図書館運営委員

その他

【出身地】
 宮城県