【子ども学類】保育インターンシップ活動報告
2026/07/24
子ども学類では、保育者を目指す学生が授業や実習以外で保育の現場体験をするための取り組みとして、名取市中心部にある寿なとり学園(なとり認定こども園・なとり第二こども園)と2025年に保育インターンシップ協定を結びました。今回は、この活動に参加した学生3名の学びと感想を紹介します。
参加した学生の学びと感想
【学生Aさん】
実際の現場を見ることで、実習とは違う学びを得ることが出来ました。実習は自分が中心でやらなきゃという気持ちがすごく大きすぎて見えてなかったところが、今回のインターンシップでは他の先生達の一人一人違う保育を間近で見て学ぶことが出来ました。
【学生Bさん】
インターンシップを通して、子ども一人ひとりに寄り添う保育の大切さを改めて実感しました。保育士の先生方が子どもたちの様子をよく観察し、その時々に応じた声掛けや関わりをされている姿がとても印象に残っています。
乳児クラスでは朝の視診を欠かさなかったり、昼食の際には食べる量や機嫌を見て一人ひとりの具合を確認したり、午睡中も子どもの体を見て朝になかった傷を見つけていたり、そのようなチェックをすることが大切だということも深く学ぶことが出来ました。
特に、子どもたちが安心して自分から話しかけてくれたり、笑顔で関わってくれた場面では、信頼関係の積み重ねの大切さを感じました。また、ピアノや歌、保育教材、言葉掛けによって子どもたちを自然と活動へと引き込む先生の姿から、導入の必要性を学ぶことができたり、声掛けなど多くの学びを得ることが出来ました。
今回の経験を通して、自分自身の関わり方を振り返ると共に、今後は子どもの気持ちをより汲み取れる保育者になりたいと強く感じました。
【学生Cさん】
インターンシップは保育実習と異なり責任実習等はないこと、そして園の先生方が温かく迎えてくださったおかげで心にゆとりを持って取り組むことができました。その結果保育実習の際視えていなかった保育者間の連携や保護者対応について学ぶことができました。また子ども一人ひとりに向き合う余裕ができ、より深く関わることができたと感じています。
保育実習に加えインターンシップを経験したことで特に感じたことがあります。それは「保育の形は実在する園の数だけある」ということです。保育実習をさせていただいた園や施設に加えインターンシップでさらに2つの園での経験を踏まえ、方針や力を入れている物事、大切にしている思いがそれぞれの保育施設にはあって、同じ法人でも場所が異なればその分活動の形や工夫する点も異なることを学ぶことができました。このことから、就職活動に向けて自分は将来どのような園で働きたいのか、どのような保育を展開したいのかを今回の経験を踏まえて想像し追求することができました。さらに、実際の現場で、そこで働く保育者の方と同じような動きをさせていただいたことで、就職後保育者として働くイメージを持ちやすくなったこともメリットのひとつだと考えます。
「インターンシップに参加する」という決断はすぐにできたわけではなく、多少の不安や緊張がある中でしたが、終えた今、参加してよかったと胸を張って言えます。少しでも参加を迷っている学生がいたらぜひお勧めしたいです。
現場で保育を学び続ける子ども学類
子ども学類の特徴の1つに「保育・教育現場との緊密な連携」があり、大学が所在する名取キャンパスには附属幼稚園が隣接しておりますので、毎日園庭で遊ぶ子どもたちの声が大学に響き、授業やゼミ、サークル活動などでも気軽に足を運ぶことができます。また、1年生は授業で附属幼稚園の保育を観察しますので、入学当初から本物の保育現場に触れることができ、授業で学ぶ保育の知識や理論を具体的に理解することにつながっています。
保育士や幼稚園教諭の資格・免許を取得するためには、4年制大学の場合、3年次以降に保育実習や教育実習(幼稚園)で保育現場を実際に経験しますが、子ども学類では1年生で附属幼稚園の保育を学ぶことに加え、2年生では附属幼稚園以外の保育園やこども園にご協力いただき、朝から夕方まで1日を通して園生活の流れを体験・経験する科目を新たに設置しました。また、授業以外においても、今回紹介した保育インターンシップ、そして先日子ども学類HPで紹介した絵本の読み聞かせや親子活動などの地域実践活動、さらにはゼミ活動やサークル活動なども含め、大学4年間を通して学生が保育現場や地域で活躍できる機会が豊富にあります。
学生の感想にもある通り、保育インターンシップでは授業や実習では体験できないような学びと気づきがありました。この3名の学生は、現在も継続して保育インターンシップに参加しております。今後も、学生が地域の中で豊かな経験・体験を重ねていきながら、卒業後は「子どもの専門家」として活躍する保育者を地域社会に送り出していきたいと思います。