【子ども学類】新任紹介:武田健先生
2026/05/15
2026年4月より、子ども学類に武田健先生が着任されました。早速、HP記事を書いてくださいましたので、紹介します。
保育内容環境分野 武田健先生 自己紹介
自然の中で自由に遊ぶことの大切さと楽しさ、環境の重要性
今年度4月に尚絅学院大学に着任しました武田健です。私はこれまで幼稚園教諭、保育園園長、認定こども園園長として子どもたちと過ごしてきました。その間、ドイツ、スイス、オーストリア、また、北欧スウェーデン、デンマーク等の乳幼児施設に視察研修に出かけることができました。その度に子どもの世界の奥深さと文化や環境の違い、自然の中で自由に遊ぶことの大切さと楽しさ、環境の重要性を思い知らされてきました。そして、その楽しさと思いは今なお尽きることはありません。
尚絅学院大学で育む「生きる力」:自然と伝統の継承
準絶滅危惧種に指定されているヒメギフチョウ
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。レイチェル・カーソンの遺作「センス・オブ・ワンダー」にはそう記されています。
子どもは大人の範疇を超える時空間を自由にさまよっています。それぞれの子どもが、それぞれの琴線に触れる「何か」に出会った時の純粋無垢な姿、その姿に心惹かれて今までに出会ったことのない価値に気付く子どもたち、わたしたちが生きている世界が子どもにとって喜びと幸せを実感できる世界であり、子どもたちの育ちに必要なのは言うまでもありません。
自然に勝る先生はいない
子どもたちに「何か」を提供してくれる自然に勝る先生はないと考えています。植生は違っていても、尚絅学院大学にはスウェーデンやデンマークの森に負けない贅沢な環境が与えられています。環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されているヒメギフチョウが春の限られた数日間にだけ乱舞する足元には、カタクリの群生が見られ、また、近年、数が減少し、ヒメギフチョウ同様に絶滅危惧種としている自生地もあるというホタルカズラが咲き誇る豊かな森があります。
寄せては返す波に同じものがないように、風、日差し、影、雨等の自然現象も同じものはありません。太平洋を望むことができる豊かな自然環境と尚絅学院の歴史と伝統に関わり、いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝し、生きている奇跡と喜びを感じながら「生きる力の基礎」を一緒に身につけていけることを楽しみにしています。