【子ども学類授業紹介】保育実習での学びを自己成長に繋げよう
2025/06/27
子ども学類3年生は、5月上旬に保育所で、6月中旬には児童福祉施設や障害者支援施設などで、それぞれ10日間の実習に行きました。
実習から戻ってきた6月26日の授業(保育実習指導Ⅰ)では、この2回の実習経験を各自が振り返り、学び・気づきを深め、自己課題を見出し、今後の自己成長に繋げるためにグループワークを行いました。
振り返りの際は、①実習先の施設機能の理解、②子どもや利用者の理解(発達、障害特性など)、③保育士の専門性(役割や職務内容)の理解の3つの観点で、各自がワークシートに学び・気づきを記入し、その内容をグループ内で共有し、全体発表も行いました。
以下、学生の学び・気づきの内容のいくつかを紹介します。
・本日の振り返りを通して、多くの方のエピソードを聞いて実習中の子どもの姿が一気に甦りました。学んだ内容は同じでも、実際の子どもの姿や思いが異なっていると改めて感じました。十人十色という言葉の通り、子どもの思いも一人ひとり異なることを理解した上で、保育や関わりができるよう努力したいと思います。
・みんなで情報を共有することで、共通点や相違点が分かり、新たな気づきや学びがあり、グループワークが有意義であった。自分が言語化できなかった実習経験を他の人が話してくれたので、自分の中でも腑に落ちて納得でき、よい振り返りとなった。
・実習施設や支援内容は異なっていても、その背景にある支援の意図は同じであることを学ぶことができた。子どもの安心・安全の確保や信頼関係の構築などが、施設種別を問わず保育士に共通の役割であると実感した。
・情報共有したことで学びが深まった。保育士や施設職員は「子どもたちのために」を常に考えていることを知ることができた。
・保育所実習Ⅱではこれらの学びを活かして、頑張りたいと思います。
(文責:兎澤)