現代社会学科 お知らせ

現代社会学科ゼミ紹介⑫ 呉正培ゼミナール

2016/07/24

“No Respect No Understanding!”
(「尊重なき理解は、思い込みに過ぎない!」)

教員プロフィール

呉 正培(お・じょんべ)
 
韓国出身。
東北大学大学院文学研究科言語科学専攻博士後期課程修了。
博士(文学)。
尚絅学院大学総合人間科学部現代社会学科・講師。
 
専門は社会言語学・異文化交流論・外国語教育。

主要論文は、「日本語学習者の日本人イメージにみられる特徴とその形成要因」『世界の日本語教育』18(2008)、「韓国人大学生の日本人イメージの形成メカニズム」『日本学報』83(2010)、「日本人大学生の韓国人に対するイメージの内容分析」『東北亜文化研究』35(2013)など。


ゼミの特徴

 活発なディスカッションを通して、異文化コミュニケーションの主要トピック(ステレオタイプ,コミュニケーション・スタイル,カルチャー・ショックなど)についての理解を深めながら、異文化理解の難しさと楽しさを学びます。また、留学生との交流プログラムなどの国際交流活動を企画・実施したり、地域の国際交流事業に主体的に参加したりする実践活動を通して、文化の違いがもたらす豊かさを体験しながら、コミュニケーション能力を磨いていきます


ゼミの2年間

<3年次>
 前期は、異文化コミュニケーションに関する文献を読み進めながら、主要トピックについてのディスカッションを行い、異文化理解の基本的な知識と態度を身につけます。各章の担当者が「内容理解」「ディスカッション」の進行役を務めます。後期は、研究入門書を読み進めながら、研究の進め方やまとめ方を理解した上で、卒業研究(次年度)に向けて、関心事の明確化、テーマの設定、先行研究のレビューを行い、卒業研究の全体的な構想を確立していきます。

<4年次:卒業研究>
 3年次に設定した研究テーマについて最適な方法を見つけ、調査、分析、考察、論文作成といった一連の研究活動を行うことにより、情報収集能力、論理的な思考力、問題解決能力を身につけます。前期は、研究テーマを明確にした上で、文献調査や社会調査を通して情報を収集・分析し、その結果について考察を行います。定期的に卒業論文の進捗状況を報告し、他のゼミ生と教員のコメントを反映しつつ、各自研究を進めていきます。後期は、テーマの設定から結果の考察に至るまでの研究活動の手順と成果を論文にまとめます。教員の個別指導を受けつつ、自分の力で完成していきます。


卒業研究例

現在の4年生が1期生であり、まだ卒業研究の実績はありません。現在取り組んでいる研究テーマ(仮)は以下の通りです。

・日本の外国人労働者の受け入れ状況と問題
・国交正常化から50年間の日韓関係史
・台湾の対日認識
・アジアの児童労働の実態と課題
・自然災害時の外国人被災者への支援と問題点
・日本とモンゴルの食文化の比較
・言語と美意識の国際比較
・日本社会におけるいじめ問題の流れと背景