現代社会学科 お知らせ

現代社会学科ゼミ紹介⑦ 内田龍史ゼミナール

2016/07/19

差別・貧困・社会的排除などの現代の社会問題や、東日本大震災からの地域社会の復興過程について、社会調査にもとづく社会学的研究を行っています。

教員プロフィール

内田 龍史(うちだ りゅうし)
 
大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻社会学専修修了
博士(文学)
 
専門は、差別と共生の社会学マイノリティ論

著書に、『部落問題と向きあう若者たち』(編著・解放出版社)、『差別とアイデンティティ』(共編著・阿吽社)、『児童養護施設と社会的排除』(共著・解放出版社)、『部落史研究からの発信第3巻現代編』(共著・解放出版社)、『近代日本の他者と向き合う』(共著・解放出版社)、『新版実践はじめての社会調査』(共編著・自治体研究社)、『排除される若者たち』(共著・解放出版社)など。

仙台市中央卸売市場食肉市場にて

仙台市中央卸売市場食肉市場にて

ゼミの特徴

・内田ゼミは、ゼミ生がお互いに学びあうことを通じて、皆で賢くなることを目指します。
・研究の基本は、先行研究となる文献を読み込むことです。そのために内田ゼミでは、月4件程度の読書ノートの作成を義務づけています。
・文献研究だけではなく、フィールドに出た調査研究をそれぞれが実施します。
・ゼミの最終目的は、卒業論文の作成です。卒業論文では、①自分で選択したテーマ・問いについて、同年代で最も詳しい人間になっているか、②自分で選択したテーマ・問いについて、社会学的な分析にもとづいて、明確に主張・論証できているか、が問われます。
あなたの知らない世界を紹介します。人と社会に関心がある人には、興味深い学びの場となるはずです。

ゼミ合宿:大阪市生野区フィールドワーク

ゼミ合宿:大阪市生野区フィールドワーク

ゼミの2年間

<3年次>
 ゼミのテーマに関する文献・先行研究を読み、報告・議論・調査研究を実施することで、社会学的な視点から、現代社会と社会問題、さらにはその解決方法に関する理解を深めます。3年次の目的は、受講生それぞれの関心に即した卒業研究企画書を、レポートとして作成することです。
夏休みには、ゼミ合宿(フィールドワーク)を実施します。また、卒業研究に取り組んでいる4年生の先輩たちの卒業論文中間報告会・最終報告会に参加し、コメントします。

<4年次:卒業研究>
 卒業研究企画書をもとに、卒業論文を執筆します。卒業研究は、20,000字以上無制限としていますが、自ら調査研究を行えば、この程度の分量ははるかに超えることでしょう。 
 後期のはじめに、他大学の教員・学生と合同で卒業論文中間発表会を行います。12月には卒業論文を完成させます。2月に卒業論文最終報告会を実施し、ゼミ生による投票によって優秀論文を選び、表彰します。

卒業研究報告会の一コマ

卒業研究報告会の一コマ

過去の卒業研究例

・過労自殺――何故、死ぬまで働き続けるのか?
・結婚観から見た少子化のゆくえ――尚絅学院大学生の結婚観についての調査
・ハンセン病に対する差別・偏見をなくすために──東北新生園を事例として
・非行少年も被害者だ――少年院退院者の語りから
・近年の在日韓国・朝鮮人に対する人種差別――ヘイトスピーチをめぐる言説
・東日本大震災がもたらす人生観への影響」
・「ゆとり世代」を知れ!――「ゆとり」言説がもたらすもの
・ハゲと共に生きるために

ゼミ合宿:人と防災未来センター(神戸市)

ゼミ合宿:人と防災未来センター(神戸市)

学びの紹介

毎年夏休みのゼミ合宿(大阪・神戸・新潟など)を含め、社会の現場(フィールド)に出て学ぶことを推奨しています。

ゼミ生が中心になって作成した『新閖上風土記』

ゼミ生が中心になって作成した『新閖上風土記』