尚絅学院大学

人間心理学科 お知らせ

自主ゼミ活動 絵本童話研究会 [人間心理学科 太田健児]

2015/10/02

 人間心理学科では「自主ゼミ活動」を奨励しています。今回はその中の一つ「絵本童話研究会」(通称:絵童研)を紹介します。

 発足は、2014年、各国の絵本や童話の歴史や現状、子どもの情操教育への影響、国の文教政策の中でどのように利用されてきたのか(良くも悪くも)、物語りと心の癒やしとの関係など、様々な観点から絵本・童話を研究しようということで、人間心理学科の当時の3年生を中心に発足しました。しかし、3年生が就活などで忙しくなり、どうしようか?と悩んでいた時に現れたのが1年生(現2年生)の3人組。1名は、演劇部で鍛えた声色の調節、イントーネーション、“語り”などを武器に「読み聞かせをやりたい!」とやる気満々。早速、尚絅幼稚園にお願いして、岩倉園長先生、坂本教頭先生の温かいご配慮で、月1回読み聞かせが実現することになりました。


 「やってみないと分からない事だらけ」というのが学生達の実感。年齢別クラスにそれぞれ挑みましたが、学生の目線で良いと思って選んだ絵本に子ども達は今ひとつ「食いつきが悪い」。「なぜか?」「ストーリーの長さ?」「子どもにその場で選ばせたり当てさせたりする場面が短い期間にリズム良く登場するものに食らいつく!」「掴みが早く登場する絵本?」などなど、学生達は1回ごとに子ども達に学んでいます。もちろん、幼稚園の先生方からの貴重なアドバイスも。長い髪の毛が前に垂れ下がってきて絵本を隠していること、絵本の開き方と角度など、本人達の日常ではなかなか気づかないことを教えてもらい、ひどく納得!

 もちろん、絵本が読み終わってさっさと帰ることは、幼児教育の場では御法度。子ども達は、絵本を読んでくれるお姉ちゃん達と遊びたいわけで、絡んでくる子ども達とひととおり遊んで、タイミングの良いところで、さりげなく退いてくる極意も身についてきました。そして次、また幼稚園を訪れると、子ども達は必ず学生達を覚えていてくれて、またそれに学生達は感激。

 テンションが上がりっぱなしの3人が叫ぶ。「はまりますよ!読み聞かせは!」
 さて次の絵本の選定。これが非常に「難しい!」「けど楽しい!」
 読み聞かせ“秋の陣”はいかに?

[文責: 人間心理学科 教授 太田健児]


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