尚絅学院大学

環境構想学科 お知らせ

環境省主催のコンテストで賞をいただきました! 【環境構想学科】

2017/02/10

環境省主催 第11回「みどり香るまちづくり」企画コンテストで、環境構想学科の学生が応募した企画が「日本植木協会賞」をいただきました。

環境省では、「かおりの樹木・草花」を用いて、良好なかおり環境を創出しようとする地域の取組を支援することを目指し、平成18年度から「みどり香るまちづくり」企画コンテストを実施しています。今年度の第11回コンテストでは18件の応募があり環境大臣賞等8点の受賞企画が発表され、環境構想学科の学生が応募した企画が「日本植木協会賞」をいただきました。

応募企画

応募企画

そもそも・・・

環境構想学科では、震災後、南三陸町寄木集落にボランティア活動に行っています。津波被害を受けた漁業のボランティアなどをしていたのですが、その活動の中で被災した土地を香りで人が集まる灯台のような花いっぱいの広場にしたいと、地域の人たちと企画を考え、第8回のコンテストに応募しました。その時は「震災復興特別賞」をいただきました。その後、広場を作り、花々も大分育って人が集まるようになりました。寄木集落の人たちは、震災復興で高台移転地の造成が終わり、仮設住宅から新しい集落に移り住んだのですが、その造成地にはシロツメクサに覆われた広場が「緑地」としてありました。

高台移転地の緑地

高台移転地の緑地

企画ができるまで

「ここをもっと良くしたいよね」
「お茶っこ飲んで、おしゃべりできるような場所にしたいね」
「子供たちが遊べるような、草花の遊びを教えられるような公園がいいな」
「昔は〇〇が身近に咲いてたよねえ。なつかしいねえ」
いろいろな意見が聞かれ、それらをもとに学生たちが広場のデザインをし、コンテストに応募したのです。

地域の方との話し合い

地域の方との話し合い

こうしてできた、「おちゃっこ広場 ~香りで育る人と地域~」は、いろいろな思いが詰まった企画になりました。宮城弁を交えたタイトルを考え、「おちゃっこ」はお茶を飲むこと、「育る」はあえて「おがる」と読ませました。おがるとは、育つとか、繁茂するといった意味があります。香りを通して地域が育っていく、子どもたちが育っていく、人々の交流が育ち広がっていく、そういった願いを込めました。
使いやすさや景観を工夫し、育てやすさや1年を通して楽しめる植物の配置を考え、ソーラーパネルや風車を使った外灯や、地域の特産であるカキから生まれる牡蠣殻肥料や、震災復興の開発で生じる木材チップを利用するなど、2年生から4年生まで、持ち前の知識や特技を生かした企画が出来上がりました。

皆さん普段からお花を育てています

皆さん普段からお花を育てています

どきどき

応募から結果の発表までの期間が長かった! 最初はドキドキしていましたが、年末年始の忙しさで忘れたころに、思いがけず知らせが届きました。
受賞の有無とは関係なく広場はみんなで作ろうと話していたので、暖かくなる前に計画を立てなければね・・・と話していました。受賞すると(日本植木協会賞では)企画の中の樹木のうち、半分ぐらいの樹木がいただけます。受賞できない場合は、尚絅で育てた草花や、あちこちからハーブを株分けしてもらおうなどと考えていたので、樹木をいただけるのはとてもうれしい事です。
春までに地拵えをし、4月にはいただいた樹木の植樹祭をします!さあ、これから大忙しです。

おちゃっこ広場図面

おちゃっこ広場図面

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