子ども学科 お知らせ

OKバジ&桜井ひろ子講演会 in 尚絅(しょうけい)

2016/07/23

今年度も、ネパールで人々の自立に向けた支援を続けるOKバジさんと、同じくネパールで子どもたちへの支援活動を続ける元保育士桜井ひろ子さんの両氏をお迎えして、お話を聞くことができました。

ネパールの子育ち・村育ち(7月6日)

お二人の言葉の端々に、人々の、子どもたちの自立、発達を支えようとする強い信念と確信を見る思いがしました。

参会者それぞれが静かに深く思考を巡らせ、「ボランティア活動の原点」、「保育の原点」というべきものについて改めて問い直す機会となったのではないかと思 いました。

ありがとうございました。
(文責:小松)

 





バジさんが提唱する支援の10ヵ条

最後に、バジが提唱する支援の10ヵ条を教えていただきました。
これらからボランティアや国際支援活動など考えている人には、大変参考になったと思います。

① 続けるために頑張らない
② 現場主義(ニーズは現場にある)
③ 信頼関係を築く
④ 指導する立場の先生にならず、一緒に歩むパートナーになる
⑤ 行動が先、頭は後
⑥ 現地の習慣、文化、価値観を尊重する
⑦ 勝手に判断せず村びとに相談する
⑧ 支援者の理解を得るため支援報告をする
⑨ 支援は子育て、常に自立を考える
⑩ 自ら楽しむ

参会者の感想

・「子育ち・村育ち」という言葉はとても良い言葉だなと思いました。改めて、自分は恵まれた環境にいるなと感じました。・・・「続けるために頑張らない」 はとても深い言葉だなと思いました。子どものために頑張ろうとずっと思っていましたが、現場に出てからはそれを思いすぎると逆に疲れてしまうかもしれない と思いました。バジさんや桜井さんのように外国に出向いて活動することはできないけれど、日本で(私の故郷岩手で)子どものために頑張っていきたいで す。・・・今日はありがとうございました。(子ども学科4年)

・「ナマステ」という挨拶に、相手の心の神様に向けた礼が込められていると 知りましたが、何か神秘的なものを感じました。・・・現地のことを現地に行っている方々から肉声で聞くことができたことに感謝します。・・・OKバジさん のネパール支援が、桜井さんにとって「保育の原点」だと言われているところに、驚きを感じるとともに興味が湧いてきました。何と感想を言っていいのかわかりませんが、感動しました。今自分にできること、学ぶべきことを見つけていきたいと思います。(子ども学科1年)

・今まで国際支援につい てあまり考えたことはなかったが、実際に映像を見て、自分も何かしら手助けができないかと思いました。・・・「支援の10ヵ条」はとても参考になりました。現場に行った時には、自分たちが支援に行ってその場所を変えるのではなく、自分たちが変わるものだと聞いて、「なるほど」と思いました。・・・また楽 しむというのは自分の中でも大切なことだと思いました。楽しむことによって「また次につなげる」ことができるのだなと気づかされました。(子ども学科1年)
 


お二人のプロフィール
垣見一雅氏プロフィール:
1993年より単身ネパール・パルパ県ジャルパ群ドリマラ村に住み、支援活動を始める。
現在、村人たちが建ててくれた6畳ほどの“白”を棲家に、年間200日以上村々を歩き、人々の声を受け止めながら、自立への支援を続けている。
 
桜井ひろ子氏プロフィール:
元保育士(仙台市かたひら保育園、ことりの家保育園に勤務)。
1995年に退職以来、シルバーボランティア(JSV)としてスリランカ・重度障害児施設プリティプラ、ネパール・サチコール村で村人や子どもたちへの支援活動を展開。

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