子ども学科 お知らせ

キャンパスで見かける動植物2016-2

2016/05/15

ゆりが丘の緑が日に日に濃くなっている今日この頃です。

2016年度のキャンパスで見かける動植物シリーズ第2弾をお届けします。

ウスバシロチョウ♂

ウスバシロチョウ♂(あげはちょう科)

学名:Parnassius citrinarius

2号館東ビオトープの庭・9/Ⅴ/2016

ウスバシロチョウ♂

ウスバシロチョウ♂

氷河期の生き残りの蝶

ウスバシロチョウは高原に初夏到来を告げる蝶です。

百万年以上前に繁栄したアゲハの仲間で、氷河期の生き残りともいわれます。

あげはちょう科に属するため、ウスバシロアゲハとも呼ばれています。

鱗粉は小型で数も少なく、薄い翅は透き通って見えます。

ウスバシロチョウの鱗粉拡大

ウスバシロチョウの鱗粉拡大

舞う姿は優雅そのもの

学名Parnassiusは、太陽神アポロンの宮殿があるという、パルナッソス山に由来します。

多数の蝶が群れながら、ふわりふわりと太陽へ向って上昇してゆく姿は、まさにニンフ舞い踊るギリシャ神話の世界のようです。

三年前に、この蝶と思しき影を見ました。

尚絅の森には、この蝶の食草である毒草ムラサキケマン(Corydalis incisaも生育しています。

生息を確信しておりましたが、ついにその実態に迫ることができました。

(山﨑)

食草のムラサキケマン(尚絅の森・23/Ⅳ/2016)

食草のムラサキケマン(尚絅の森・23/Ⅳ/2016)

関連リンク