子ども学科 お知らせ

ビオトープ通信①

2016/03/05

今年もビオトープでヤマアカガエルの産卵を確認しました。

今年もやってきた!

ヤマアカガエル(あかがえる科)
学 名:Rana ornativentris

場 所:2号館東側ビオトープにて

多くの卵塊がまとまってありました

多くの卵塊がまとまってありました

採集。観察開始

2/19、ひとつの卵塊を東先生が採集。

2/22、数十の卵塊と多くの蛙のを観察。鳥に啄ばまれたらしい屍もありました。
   昨年は2/23に多数の産卵を確認していますから、ほぼ同じ時期です。自然のサイクルは正確です。

さあ!今年もいよいよ春が始まりました。

よく見れば胚の形もわかります

よく見れば胚の形もわかります

まだこんなに冷たいのに…

ヤマアカガエルたちは、春が近付くと冬眠を中断し、申し合せたように産卵行動を行います。

産卵が終わると、本当の春が来るまで、ふたたび土にもぐってもうひと眠り。ヘビなど天敵が冬眠中の安全な時期を選んだわけです。

産まれた卵は水中で春を待ち、水温が上がれば一斉に孵化します。

水底の落葉の陰からヤマアカガエル捕獲!(左下)

水底の落葉の陰からヤマアカガエル捕獲!(左下)

地域によっては絶滅危惧種?

ニホンアカガエル(Rana japonica)の方は絶滅危惧種に挙げられていますが、こちらヤマアカガエルも、冬水田圃(ふゆみずたんぼ)の激減で、かなり少なくなっているそうです。

地域によっては絶滅危惧種に指定している県もあるようです。

アカガエル科・アカガエル属(=Rana属)には、トノサマガエル(R. nigromaculata)、ダルマガエル(R. porosa)、タゴガエル(R. tagoi)、ウシガエル(R. catesbeiana)などたくさんの仲間がいます。

産卵後の♀か、♂か、かなり痩せています。

産卵後の♀か、♂か、かなり痩せています。

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