尚絅学院大学

1)人体の正常な構造と機能に関する講義
2)人体の正常な構造と機能から逸脱した状態における疾病に対する講義
3)生体の機能における各種項目における講義
4)人体を構成する組織の種類についての講義　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
5)エピジェネティッククロック改善のための生活習慣

【研究分野】生活習慣病、予防医学、先制医学
【所属学会】日本先制臨床医学会（理事）、日本統合医療学会、臨床環境医学会（評議員）、日本公衆衛生学会、日本衛生学会、日本睡眠学会、日本機能水学会、日本口腔機能水学会（常任理事）、日本ビタミン学会、日本臨床栄養代謝学会、日本培養上清研究会（理事）、国際長寿臨床医学会（理事）、日本統合医学健康増進会（理事長）、日本ブレインフォグ研究会（理事）

1)間質性肺炎
2)活性酸素
3)エピジェネティッククロック
4)Brain Fog
5)白金パラジウム
6)機能性食品

1)白金パラジウムによる新しい間質性肺炎治療法の開発
2)エピジェネティッククロック改善のための機能性食品の開発
3)新型コロナウイルス後遺症Brain Fogのメカニズムの解明及びその対策

1)白金パラジウムを用いて、間質性肺炎の患者に投与したところ約６４%の患者に改善が見られました。その指標としたものはKL-6のみならず、各種臨床検査値から、自覚症状からも統計を取って有意差が確認されました。
2)米ぬかから抽出されたアラビノキシランを用いて、健常者に投与したところ、エピジェネティッククロックが改善されました。日本の伝統食から抽出されたものとしては世界初の発見となります。
3)現在若返りのサプリメントとして注目されているNMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）は生体においてミトコンドリアの活性を促すと言われておりますが、NMNは実際には細胞の中に入ることができず、一度NRに変換されてから再びNMNになるというように生体において余計なエネルギーを使用します。これを改善すべく、産学連携でNMNをリポソーム化したところ、NRに変換されることなくミトコンドリアの活性が有意に上昇しました。

＜論文＞過去三年分のみ（2022年度～2024年度）
1. Satoshi Kawakami, Teruhisa Nemoto, Miyuki Goto, Yusuke Maeda. Study on Changes in Intestinal Flora Caused by Intake of Enterococcus faecalis kawai -in Relation to Developmental Disorders. Journal of Community Medicine & Public Health. 8(3): 1-14.（2024）

2．Kawakami S, Nemoto T and Maeda Y. Examination of Changes in Various Biomarkers by Intake of Enterococcus Faecalis Kawai. Annals of Clinical and Medical Case Reports. V13(22): 1-16. （2024）

3. Satoshi Kawakami, Ryo Ninomiya, and Yusuke Maeda. Improvement in Epigenetic Aging Clock Induced by BioBran Containing Rice Kefiran in Relation to Various Biomarkers:
APilot Study. International Journal of Molecular Science. 25, 6332.E-Pub(https://doi.org/10.3390/ijms25126332)（2024）

4. 川上　智史, 白金パラジウムはNK細胞を活性化させ，軽度潰瘍性大腸炎の炎症反応を
抑制する可能性：パイロットスタディー～バイオマーカーと関連させて～, 桐生大学紀要, 34: 37-44, (2024)

5. Kawakami S, Tanaka Y, Usui M, Iida S, Shirakawa T and Fukuzawa Y. Ginkgo Biloba Extract Containing Plasmalogen May Improve Brain Function Decline Including Brain Fog. Mega J Case Rep. 7(2):2001-2012.（2024）

6. Naoki Igari, Ryo Ninomiya and Satoshi Kawakami. Effects of Dietary Bacillus natto Productive Protein on the Skin: In Vitro Efficacy Test and Single-Armed Trial, cosmetics, 10, 135. （2023）

7. 川上　智史、市川　博之、福沢　嘉孝、井手　貴治、輪嶋　将一、瀬川　祐介、佐藤　勉: 白金・パラジウム含有清涼飲料水がPorphyromonas gingivalisに及ぼす影響～歯周病とアルツハイマー型認知症の予防に対する有用性の検討～, 日本口腔機能水学会誌, 24(1): 5-9, (2023)

8．川上　智史、市川　博之、小池　基之、田中　とも子、村田　貴俊、福沢　嘉孝、佐藤 勉:
DETERMINATION OF FLUORIDE ION CONCENTRATIONS BY A FLOW INJECTION METHOD IN CULTURE MEDIUM
SUPPLEMENTED WITH NaF, 日本先制臨床医学会, 5: 2-9, (2022)

9. Satoshi Kawakami, Yoshitaka Fukuzawa, Hiroyuki Ichikawa, Tsutomu Sato, Takaharu Ide,
Yusuke Maeda, Takahiko Yamamoto: NMN “Nicotinamide Mononucleotide” Activates
Intracellular Energy and Approaches the Prevention and Improvement of Aging, Journal
of Biomedical Research and Environmental Sciences, 3(5): 560-565. (2022)

10. Satoshi Kawakami, Yoshimu Tanaka, Tsutomu Sato, Takaharu Ide, Masaaki Usui, Shigehisa, Iida, Taro Shirakawa, Yoshitaka Fukuzawa: Ginkgo biloba Extract Containing
Plasmalogen May Improve Long COVID and Brain Fog: A Case Report, Journal of Biomedical Research and Environmental Sciences, 3(10): 1271-1275.（2022）

11. Satoshi Kawakami, Taro Shirakawa, Kou Sakabe, Tsutomu Sato, Takaharu Ide, Shoichi Wajima, Ryutaro Suma, Yoshitaka Fukuzawa: Drinking Water Containing Platinum-Palladium (Functional Nutrient Water) Improved Interstitial Pneumonia and COPD: A Case Report, Journal of Biomedical Research and Environmental Sciences, 3(6): 688-693. (2022)

12. Satoshi Kawakami, Yoshitaka Fukuzawa, Hiroyuki Ichikawa, Takaharu Ide, Kensho Yorozu, Kou Sakabe: Anticancer action by natural ingredient NMN and its mechanism: Focusing on the molecular mechanism of NMN on breast cancer cells, Clinical Imaging and Case Reports, 4(8): E-Pub(DOI: https://doi.org/10.52338/cicasrep.2021.1001).(2022)

＜著書＞
1)分担執筆（教科書）
1. よくわかる専門基礎講座公衆衛生学, 第15章, 産業衛生学, 第10版～15版（毎年改定）, 金原出版株式会社, 2019～現在

2. 柔道整復師国家試験対策でるポとでる問, 解剖学・生理学, 衛生学・公衆衛生学（ラウンドフラット）, 2019～現在

3. はり師・きゅう師国家試験対策でるポとでる問, 解剖学・生理学, 衛生学・公衆衛生学（ラウンドフラット）, 2019～現在

2)単著
1.「あのころの自分に戻れたら」を叶える　血流改善マッサージ, 株式会社主婦の友社, 2010
2. ブレインフォグを治す！もやもや頭がスッキリする！, さくら舎, 2024

北里大学医療衛生学部北里会功労賞（1999）
日本先制臨床医学会功労賞（2022）
日本先制臨床医学会最優秀論文賞（2025）

市民公開講座（2009年より年に3～5回、北海道から九州まで全国（沖縄除く））：生活習慣病について
ウクライナ政府ウクライナドネツク州医療アドバイザー（2010～2013）
フィリピン政府依頼ボランティア活動（医療部門担当）（2024～）

入試部入試部委員会委員（2025～

【出身地】
群馬県高崎市
【趣味】
海外旅行(海外学会含む）
【コメント】
勉強はやったらやっただけ伸びます。わからないことはわからないままにせず、お互い切磋琢磨して理解するようにしましょう。興味のあることは進んでやって広い視野を持ちましょう。