尚絅学院大学

去る3月29日，環境構想学科の桂と，人間心理学科の川端の2名で，協定校である大連理工大学外国語学院における公開講座で講義をしてきました。

　

テーマは，桂が，日本人の住宅と日本人の考え方の関連について，川端が，大連理工大学の先生方との共同研究である日中の大学教員の研究意欲の構造についてです。対象は，日本語学科の教員，大学院生，学部生30名程度で，2人でおよそ2時間弱の間お話をさせていただきました。日本語での講義でしたが，大学院生や学部生からも活発な質問がなされて，彼らの優秀さや積極性にとても感心させられました。

　

今回の大連訪問は，2012年に本校と大連理工大学外国語学院との間に協定が結ばれたことをきっかけに，翌2013年からスタートした日中での共同研究にひとまとまりがついたことを踏まえてのものです。大連滞在中は，公開講座の他にも，大連理工大学外国語学院長の陳教授への表敬訪問，今後の共同研究についての打ち合わせなどを行いました。また，仕事の合間を縫って，日本語学科生の案内による旅順観光，教員による歓迎会，さらに滞在最終日には日本語学科の李教授のご自宅での夕食会など，仕事以外の面でも交流を深めることができたと思います。

大連滞在中は，日本語学科の李先生をはじめ，孟先生，王先生，孫先生の各先生方にとても温かくもてなしていただきまして，友好を深めるとともに，現代の中国のいろいろな面を学ぶことができました。この場を借りてお礼を申し上げます。
　今後も，共同研究を進めるとともに，交流を深めていければと思っております。