尚絅学院大学

3年生を対象に、4月下旬から通年で実施している授業科目「キャリアアップセミナー」。今回は、健康栄養学類・子ども学類の専門職内定者（4年生）から、インタビュー形式で就職活動の実体験を伝える講義を行いました。

子ども学類（幼稚園教諭・保育士内定者）
子ども学類の保育園や幼稚園等に就職を予定している学生が、進路決定の過程や採用試験への準備について紹介しました。登壇した4名いずれも、将来を意識し始めたのは、この授業で先輩方の体験談を聞いた3年生の12月で、4年生の前期には園見学を本格化させたとのことでした。園見学を通して志望先を明確にし、進路就職課と履歴書の添削や面接練習をして採用試験の対策をしたと話していました。3年生へのアドバイスとしては、「視野を広げるために積極的に園見学を行うこと」「早めに準備を始めること」「園見学や実習を通して自分の保育観を見つけること」に加え、教員や進路就職課から積極的に話を聞く重要性が挙げられました。

受講学生からの感想（抜粋）
・様々な法人や職種の園を比べて自分に合う園を探すことが進路決定の第一歩だと感じた。
・4名の先輩方から、4年生になると実習準備もあり、忙しいと聞いたので、実習前にできる限り就活を進めておこうと思った。
・園を訪問し、実際にこの目で確かめることの重要性を知ることができた。

健康栄養学類（管理栄養士・食品メーカー内定者）
管理栄養士職、食品製造・開発部門など大学の学びを活かして、様々な分野を志す健康栄養学類は、医療機関や食品メーカーに就職を予定している4名の学生が登壇しました。代表学生には、主に進路決定までの過程や採用試験の対策について話していただきました。就職活動の流れについて質問されると、4名とも3年生の冬頃から進路就職課の面談を通じて履歴書の内容をブラッシュアップし、企業のエントリーを進めていたとの回答がありました。また、今後の活動に向けて「数年後のキャリアまでイメージし、活動の軸を定めて企業を選択する」「自分の強みや経験がどのように仕事に活かせるか企業との接点を意識する」など、理想の進路を実現するために大切なポイントをアドバイスしてもらいました。

受講学生からの感想（抜粋）
・先輩方の話を聞いて、履歴書の作成や企業研究の進め方など、具体的な活動方法をイメージできた。
・自分の目標を達成するために、早くから説明会やインターンに参加することが大切だと学んだ。
・今後の就職活動では、自分の将来を想像して業界や企業の研究を進めていきたい。

進路就職部では、「キャリアアップセミナー/就職ガイダンス」を通じて、学生が希望の進路を実現できるようにサポートして参ります。今後は、いよいよ本格化する就職活動に向けて、面接対策など実践的な講義を行う予定です。