尚絅学院大学

ボランティアチームTASKI

夏のボランティア活動報告③ 千葉県・福岡県の大学生との合同ボランティア学習会

2019/12/19

9月9日(月)、敬愛大学(千葉県)と西南学院大学(福岡県)、尚絅学院大学の学生で、大学間連携合同学習会を行いました。
【各大学活動発表、講話】
活動発表では、尚絅学院大学ボランティアチームTASKIの活動紹介、敬愛大学・西南学院大学は今回の学習会前日までの東北ツアーの内容と感想について、発表しました。


活動発表のあとは、閖上まちびらきに関する講話(尚絅学院大学 職員)と、九州の地震や豪雨災害に関する講話(西南学院大学 職員)を聞きました。
閖上まちびらきに関する講話では、私たちTASKIの学生も知らなかった、まちびらき開催における産学官民の連携や、住民さんのコミュニティ形成のためにやってきたこと、これからできることなどを聞きました。
九州の地震や豪雨災害に関する講話では、西南学院大学のボランティアステーションで行ってきた活動内容や苦労、今の地域の課題、支援団体の情報共有の大切さなどをお話しいただき、東日本大震災から8年経った今の閖上にもあるような地域住民のコミュニティ形成の問題が、災害の形は違えど九州にもあるということを学びました。


【学生意見交流会】  
学生意見交流会では、「支援ってなんだろう?」というテーマで、グループに分かれてワークショップを行いました。
出身や大学の違う学生が考える、それぞれの「支援」の在り方や考え方を共有する機会となりました。


【恒例のゆるキャラ交換会】
3大学で、それぞれの地域スポーツのマスコットのぬいぐるみを交換し合いました。この交換会は毎年恒例になっています!偶然にも、みんな野球チームのマスコットキャラクターでした。


参加した学生の感想を一部ご紹介します。
・支援についてのディスカッションが印象に残っている。これまで経験してきたことや、他大学の人と意見交換ができてより理解が深まった。
 ・被災地で何が起きたのかということや今の状況を、メディアを通して知ったつもりでいたが、実際に行って本当の今の状況を知ることができた。今回のことを知ることで終わりにしてしまうのではなく、自分の身の回りのことに置き換えて考え、今できることを行動に起こすことが大切だと学んだ。
・もう少し深く掘り下げてみなさんの考えを聞いてみたいなと思うことが多くあった。私も様々な活動をして、もっと学びを得たいと思った。

 今回の学習会を通して、他県の災害やボランティアの様子を学ぶことができて、充実した学習会となりました。

(ボランティアチームTASKI学生スタッフ 健康栄養学科3年 逸見彩絵)