【地域連携センター】「がん教育(若年期女性に対する普及啓発)~がんに対する理解を深める~」が開催されました
2025/12/12
2025年12月9日(火)、尚絅学院大学多目的ホールにて、宮城県対がん協会講演会「がん教育(若年期女性に対する普及啓発)~がんに対する理解を深める~」が開催されました。本講演会は、本学健康栄養学類と地域連携センターの共催で行われ、学生14名が参加しました。
はじめに、宮城県対がん協会の方より、乳房の状態を日頃から意識し、変化に気づいたら受診につなげる「ブレスト・アウェアネス」の重要性についてお話いただきました。普段の状態を知っておくことが、乳がんの早期発見につながるということを、具体例を交えながらご説明いただきました。
続いて、仙台赤十字病院産婦人科医師の佐藤 多代先生より、日本のがんの現状や女性特有のがんについてご講演いただきました。
子宮頸がんの主な原因となるウイルス感染への理解、その予防に有効な子宮頸がん予防ワクチン、そして定期的な検診の大切さについて、学生にも分かりやすくご説明いただきました。
さらに、女性のライフサイクルに伴う心身の変化、月経困難症やPMSの基礎知識、子宮内膜症、性感染症から身を守るために知っておきたいこと、喫煙が胎児の成長や子どもの知的能力に及ぼす影響など、若年期に知っておきたい内容について幅広くお話がありました。
若年期から自分自身の健康に関心を持ち、変化に気づく習慣や、検診を受けることの大切さ、そして正しい情報に基づいて行動することの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。
地域連携センター