【実施報告】第2回 学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座2025が開催されました
2025/12/08
12月6日(土)仙台市市民活動サポートセンターを会場に、2025年度学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座が開講されました。
「学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座」は、在仙の大学と仙台市との連携により、社会人や一般市民の方向けに開講している公開講座です。
今回の講座は「アメリカ文学とサンタクロース」と題して、本学 人文部門 中山 悟視 教授を講師に開講されました。
サンタクロースはいる?いない?どんな存在?
本講座では、「サンタクロースとは何者なのか」という問いを、文学・歴史・文化の観点から読み解きました。
サンタクロースの起源は、オランダの神話的存在である「シンタクラース」にあるとされ、17世紀に移民によって「聖ニコラウスの伝説」とともにアメリカへ伝えられた考えられています。その後、様々な形でサンタクロースの原型が度々登場し、現在のサンタ像が作り上げられていったと解説されました。
講座では、チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』や『若草物語』、『賢者の贈り物』などの文学作品を通して、サンタクロースが象徴する「思いやり」「贈り物の精神」についても紹介されました。
サンタクロースという不思議で魅力的な存在が、どのように生まれ、世界に広がっていったのかを楽しく学ぶ時間となりました。
地域連携センター