【実施報告】2025年度名取市民大学講座(第1回)が開講されました
2025/08/29
8月21日(木)尚絅学院大学5E講義室にて、2025年度名取市民大学講座が開講されました。名取市民大学講座とは、市民の皆様の多様で高度な学習要求に対応し、今、地域が抱えている課題をテーマに開講している名取市の委託事業です。
はじめに地域連携センター長の東門田教授が挨拶を行い、今年の名取市民大学講座のテーマは「幸せ(ウェルビーイング)」であるとの紹介がありました。そして、4回の講座を通して受講生の皆様が今後、より豊かな生活を送れるよう願いを込めて、講座が始まりました。
第1回は、「データでみる名取“ウェルビーイングって何だろう”」と題して、本学 高谷 将宏 客員教授を講師として講座が行われました。
講座の前半では、Well-being(ウェルビーイング)とは何か?について、どのような状態をウェルビーイングというのか紹介されました。
ウェルビーイングの特徴とは、自分にとっての良い状態や幸せが、「①自分自身で実感できていること(主観的)」「②その実感が続いていること(持続的)」「③共通する構成要素があり、それぞれの要素の状況が影響し合って、その人全体のウェルビーイングをつくる(多様、多面性)」の3点にあります。
どんな状態がウェルビーイングなのかは人によって異なるものの、これらの共通する構成要素があるとして、富山県ではウェルビーイングの指標が策定されており、実際に自分自身のウェルビーイングをチェック出来るサイトもありました。
後半では、ウェルビーイングには「主観的ウェルビーイング」と「客観的ウェルビーイング」の2種類があるという考え方が紹介されました。そのうち「客観的ウェルビーイング」の一例として、「内閣府:満足度・生活の質に関する報告書」や名取市が独自で行っている市民調査の結果、さらに、地域幸福度指数(Well-being)指標のサイトを確認しながら、両者の違いについて考えを深めることができました。
終わりに、幸せやウェルビーイングな状態は人それぞれであり他人と比較するものではないものの、自分にとってウェルビーイングな状態は何かを考えたり、「今幸せだな」と感じたことを維持したり高めたりしていることこそがウェルビーイングであると締めくくりました。
受講者からは、「日々、あぁ幸せだなと感じることが出来る生き方がしたいと思った」「自分のウェルビーイングの質を高めこれからの人生を頑張っていきます」といった感想が寄せられるなど、自分自身のウェルビーイングについて考えることのできる有意義な時間となったようです。
地域連携センター