現代社会学科 お知らせ

現代社会学科 栗原ゼミの学生が消費生活問題研究会に参加しました

2017/11/21

 11月9日、栗原ゼミ3年生(12名)が、宮城県消費生活センター主催の「平成29年度第3回消費生活問題研究会」に参加し、研究報告をしてきました。栗原ゼミは、昨年の研究会に引き続きの参加となります。

 今回は、「ワンセグ携帯電話の放送受信契約」を学生および消費生活相談員の共通テーマとした研究会となりました。学生からは、「ワンセグ機能付携帯電話所有者とNHKとの放送受信契約締結義務の是非」という題で、ワンセグ携帯と放送受信契約が問題となった最近の2つの判決(さいたま地判平成28年8月26日、水戸地判平成29年5月25日)の判例研究と、放送法64条1項但書における「受信の目的」の意義や公共放送の必要性に関する考察を報告しました。消費生活相談員の方々からは、「公共放送・受信料等の相談対応の考え方」との題で、公共放送受信契約にまつわる、さまざまな消費生活相談事例を挙げていただいて、消費者から相談があった場合に、どのような実務的対応が考えられるかとの報告をしていただきました。





 学生たちは、今回の研究報告するにあたって、1か月以上かけて、公共放送受信契約関連の判例調査や、文献調査を行い、ゼミ内で何度も事例の検討や分析をしましたが、学外の行政担当者向けに報告をするという、非常に得難い経験をすることができました。また、机上の法解釈とはちがう、行政の実務的対応や相談対応について、実際の相談業務に携わっておられる相談員の方々からお話を伺うという貴重な機会もいただきました。研究会終了後は、消費生活相談員の方々のご厚意で、消費生活センターの見学もさせていただき、3年生にとっては、今後の勉強や来年の卒業研究に向けて、大いに意義のある一日でした。